・・・・・・・・・・・昨日の続き・・・・・・・・・・・・・・・







手を洗う水の音が止まった・・・。


何を思ったのか


『先に部屋に戻ってるねぇ』 と お母さん。


多分寝ぼけていたか 相当眠かったのか。。。


『えー!待ってよぉっっ』


って言ったけど 普通に帰っちゃったお母さん。。。【ぇ


あたしが個室を出たらお母さんはいなくて


多分お母さんと入れ替わりで入ったであろう女の人が


手を洗ってた。


その隣であたしは手を洗った。


あたしより先に洗い終わって 女の人は出て行ったから


あたしも続いてトイレを後にした。


あたしの5メートルくらい先を歩く黒髪の女性。


長いストレートで ぞうりを履いてた。


見てると なんか歩き方が変・・・。


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どうやら ぞうりの左足の鼻緒が切れているらしく


歩き辛そうにしていた。


あたしが泊まってた部屋は207。


その女性は208だった。


『隣の部屋の人か。。。』と思いながら


あたしが自分の部屋に入ろうとした時。


隣から 『ぞうりの鼻緒が切れちゃって歩きづらいから


明日、新しいの買ってくれない?』 と女性の声。


きっと旦那さんとの会話だろう。


特に気にもしないで 布団に戻った。


いい気なもので お母さんは既に気持ちよさそうに眠っていた。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・