今日も1つ 詞を載せたいと思います。

読んでいただければ

幸いです♪










『囚われの蝶』



もう とっくに 気付いてる


ずっと前から 分かってる


独りの時だけ 意地らしい程 素直になるのよ




たかが 何百日で貴方を 忘れられたら苦労しない

有り得もしない 確実性のない予感に 溺れるの




涙が枯れる日など あの世の果てまで無いのでしょう


純粋さを全て捨てる事なんて 出来はしない


どんなに厚い殻で 覆われた心でも


いつか罅割れる時が来る 人は皆 弱いから






もう さっきのあたしとは 別人なのよと嘲笑う


寝ても覚めても 擦り切れる程 


追い詰められる




たかが 二十歳やそこら 人生まだまだ先は長く遠い

矛盾の支配 冒瀆や嘘から あたしを救ってよ




記憶が途切れた過去 取り戻す事は無いのでしょう


貴方にとって使い捨ての恋愛 それでもいい


急ぎ足で還って 変わらない密の味


ここに 用意して待ってるわ あたしは囚われの蝶





涙が枯れる日など どこまで行っても無いのでしょう


貴方にとって使い捨ての遊情 気紛れな罠


こんな 熱い炎で 燃やしても尽きないの


今日も 罅割れた隙間から 零れた蜜に寄り添う ・・・