人との関わりに悩んだとき、自分を深く見つめるチャンスがやってきます。
ある大手企業にお勤めのKさんからご相談をいただきました。
お悩みは、20代の後輩さんとの関係についてです。
社会人として数年経っているはずの後輩さんが、大人としての責任感に欠けているように感じられ、Kさんは毎日イライラ、ヤキモキ…。
仕事は自分の興味があることだけ熱心に取り組み、興味のない業務は手をつけずに放置。
それでも、可愛らしい見た目と要領の良さで、なぜか周囲とうまくやれている。
「私が黙って見て見ぬふりをしていていいのだろうか? それとも、本人のためにちゃんと苦言を呈すべきなのか…」
周りの同僚も意見が割れていて、Kさんは本当に悩んでいらっしゃいました。
Kさんが心の中で伝えたかった言葉は…
「お金をもらっている以上、自分の責任はちゃんと果たしてほしい」
「仕事って、結局は人からの信用。今のままでは誰にも信頼されなくなっちゃうよ」
その想いの根っこには、Kさんが何よりも「仕事における信用」を大切にしているという信念があることが、リーディングからもはっきりと見えてきました。
でも、さらに深く見ていくと、Kさんの中にはある思い込みが隠れていたのです。
それは「この後輩は信用できない」という、最初から抱いていた見えないフィルターでした。
実は、私たちが体験する現実は、無意識の中で思い描いている信念によって形作られていきます。
Kさんが「この子は信用できない」と思っていたなら、後輩さんが Kさんの前で「信用できない行動」を取るのは、ある意味当然のことだったのかもしれません。
そしてもう一つ、Kさんの中に気づきがありました。
家庭やプライベートな関係では、Kさん自身も「興味のないことは後回し」「めんどうなことは他人任せ」という一面を持っていたのです。
私たちは、自分の中にある「見たくない部分」を、他人を通して見せられることがあります。
だからこそ、誰かにイライラしたり、モヤモヤしたときは、自分を知り、癒すチャンスでもあるのです。
後輩さんに対して、「この人はきっとやれる子。大丈夫」と信じてみたとき、きっと彼女の行動にも変化が現れてきます。
世界はいつも、自分自身の映し鏡。
Kさんが「信頼」という美しい価値を持っているからこそ、それをもっと強く表現できるよう、後輩さんという存在が現れてくれたのかもしれません。
Kさんが尊敬してやまない上司は、「人格も仕事も素晴らしい、みんなから信頼されている人」。
それもまた、Kさん自身の中にある魅力の一部なのです。
まずは、自分の中の良いところも、苦手なところも、まるごと認めることから始めてください。
そして、勇気を出して、”理想の自分” に向かって少しずつ変えていきましょう。
誰かとの関係に悩んだとき、それは「自分をもっと愛してあげるタイミング」かもしれません。
人間関係の悩みは、実は「自分自身からの愛あるメッセージ」。
誰かにイライラしたときは、心の奥から「自分をもっと信じて、癒して」と呼びかけているサインなのです。
自分を知ることは、人生を変える最初の一歩です。
リーディングを通して、あなたの心とオーラが本来の輝きを取り戻すお手伝いができたら嬉しいです。
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