医療関係者のKさん。コロナ禍での激務の中、職場の体制変化に伴う人間関係についてのご相談でした。
Kさんは、これまでの人生で、側から見ると過酷と思える試練を何度も乗り越えて来られた魂の達人です。
一つずつの出来事を糧として、真っ直ぐに進んで来られました。
これからは、人生をご自身のためのものとして、色とりどりの花を咲かせようと
仕事や旅行、さまざまな場面を楽しんでいらっしゃいました。
いつからか、Kさんの中で『楽しまなくてはならない』と
楽しむことを義務として、悲しんだり不安に思ったり、怒ることを
無視するように、心の片隅に追いやっていらっしゃいました。
知らないうちに、自分を誤魔化し窮屈な状態に陥っていらっしゃったのです。
私たちは、人間としてさまざまな感情を経験するために生まれて来ているのですから
嬉しいことや幸せに思うことと同じように、悲しみや怒りを感じるのは当たり前のことです。
その当たり前の感情を無理にコントロールしようとすれば
心に歪みが出来てキツくなり、それが人間関係に響いて来るのは言うまでもありません。
私たちは、大いなる一つの存在から、経験するために分割されて生まれて来ています。
全体からするとほんの小さなひとかけらの存在です。
全体から切り離された小さな一部分でしかないために
生まれた時から不足感や満たされない感覚を持っています。
そのことが動機となって、さまざまな経験へと繋がっていきます。
ですから、家族がいても、充実した仕事を持っていても
少なからず満たされない思いや淋しさを誰もが抱えているのです。
淋しい時は淋しい
嬉しい時は嬉しい
と、その時々の自分の感情に嘘をつかずに向き合うことで
私たちの魂は磨かれ、輝きを増していきます。
真っ白で生まれて来た魂は、経験を積む毎に色づけされ
それが重なり合って最終的に真っ白に戻り、魂の寿命を全うします。
Kさんには、その時々のそのままの自分を認めて
今までよりもっと自由に自分を発露してください。
どんどんワガママになってください。
とお伝えし、リーディングを終了しました。
アメリカ大統領選挙やコロナに象徴されるように、宇宙のエネルギーがものすごい勢いで変化しています。
元々、高い波動のKさんはその流れの中でさらに開眼し、シフトアップされているようでした。
魂と肉体が一体となり、今までなら見過ごせた、小さな出来事にも敏感に反応してしまっていた結果の出来事のようでした。
波動の高いKさんが、職場の中心の人として、大らかな心持ちでご自身を発揮されることで
その場の皆さんの波動も一緒に引き上げられ、皆さんにとってより良い環境に変化するように見えました。
出来れば、悲しみや怒りなど、ネガティブな感情は短く
嬉しい楽しい感情はしっかりと味わい
今よりもっと輝きを増していきたいですね。
いつもどんな自分も、そのままで最高です。