12月になりました。
いつも通りの12月ではないようでも、各所で見られるツリーの飾り付けや、ショップに並ぶ品揃えを見ると
いつものクリスマスだなぁとしみじみ思います。
ご相談を受ける中で、親や恋人、職場の上司など
｢あの人は、私のことをどう思っていますか？｣
というようなご質問が多いように感じています。
彼氏が、彼女の気持ちが自分にあるのか不安になり、
束縛したり、結婚！結婚！と、ことを急いだり
家での居場所を失ったご主人が、自分の威厳を保つために
奥さまの収入が増えるのを阻むようなエネルギーを投げつけていたりと
相手の言動から気持ちを推し量っているうちに自滅し
訳がわからなくなり、さらに関係が悪化することはよくあることです。
私たちは、自分のことも完全には分かっていないのですから、どんなに身近な人でも
自分をわかってもらうことは難しいことです。
私たちが出来るのは、目の前の人は自分の鏡であるということを理解した上で
自分がして欲しいように相手に接することしか出来ません。
その上で、わかって欲しいと思うことは、自分からその時々の素直な気持ちを伝えることが大切です。
想いを形にした言葉にはエネルギーがあり、素直な気持ちを乗せた言葉は、そのままで効果を発揮します。
｢ありがとう｣｢嬉しい｣｢好きです」
クリスマスのこの季節に、温かい気持ちの良い言葉で
相手に素直な自分の気持ちを伝えてみるのはいかがでしょうか。
自分の発した言葉が巡り、ハートを温めてくれるはずです。