11月26日① 〜映画 月〜 | 一番星☆日記 (2023年〜)

今日は朝から小雨が降っており

上映館の都合で小田原まで映画遠征🚃


東海道線の国府津駅で降りて

雨も上がり上映時間まで少し余裕あるし

海岸を散策🚶

心地よい潮風を存分に浴びて🌊
コロナシネマワールドへ

🎬①月 を鑑賞
相模原障害者施設殺傷事件
犯人植松聖が犯行に至るまでの描写

とても重たい内容で
この作品が伝えたいものを
自分なりに解釈…

植松の犯行は決して是ではない
ただ重度障害者を取り巻く環境は
当事者にならんとわからん

植松もその当事者になり
精神を砕かれ思考に障害を抱えたんやろ

外野からは何とでも言いたいこと言えるしきれい事を並べる
またきれいではない真実には背を向けて触れようとはしないし
話を逸らそうとする

現世は医療の発達で
出生前診断で障害を知ると
およそ96%の親が中絶を選択する

生まれて来る子の意思ではなく親の意思で
せっかく授かった尊い命を断つ
子の将来を案ずればと言うが
結局親自ら当事者になることを案じての放棄やろ

糞まみれのまま
部屋に1日中幽閉されるしかない現状をみて
誰かそれを打開する答えを持ち合わせてるんか?
誰か行動するんか?

植松は歪んだ形で行動してしまったが
ただどうしようもない現状
どうすればいいか教えて欲しい

障害者もそして老人も
介護する人は減ってる
薄給で誰にも感謝されないってね

この先どうするの?
問題に蓋をしてきれい事ばっか
表面ばっかを人は言い続けるのか

…って感じかな

決して植松を肯定しないけど
彼が身を持って社会に投げかけたこと
背を向けたらあかん

磯村さんの狂気のさとくん
すごかった
主観評価🌟=4.5/5


熊に襲われたこともないのに
「クマさんを撃つな」とか言うてる人らに
是非鑑賞して欲しい作品やな

“もの言えるは当事者のみ”