今日は帰りに映画館へ直行
🎬ロストケア を鑑賞
今社会が抱える
高齢者の介護問題を題材にした作品
内容から京都伏見介護殺人事件と相模原障害者施設殺傷事件が頭に浮かんだ
とても重苦しい内容やったけど
うまく問題提起はしてるな
作中印象に残ったフレーズ
“愛情と絶望の間に苦しむ”
“家族の絆が呪縛になる”
まさにそんな状況の人も多く存在するやろうし
実際に遭遇しないとわからんやろ
ただその苦しみを知った斯波が
なぜ介護士を生業に選んだのか…
その疑問は拭えへんねんな
言い換えたら
京都伏見介護殺人事件から相模原障害者施設殺傷事件へ
やや強引に結びつけたところ
植松聖と種は異なれど
老人介護現場に直面し自分なりの解釈で結論づけて犯行に及んだ点は同じやし
自分の父を殺めたのは酌量の余地はあれど
他人を殺めるのは違う
“自分にしてもらいたいことは
ほかの人にも同じようにしなさい”
きれい事を言うつもりはないけど……
そこは聖書の履き違えやなって
ただ斯波の思いに共感する部分もあるし
本当にどうするべきかを考えなあかん問題ではあるのは事実
もし自分が…
体も頭もダメになり人に迷惑をかえるだけの人間になったとしたら
人生終えたいと思うやろうし
自らの死の選択
安楽死も考えるべきことかも知れんな
自論やけど
作品としては
多くの人が観たらいいと思う