ひとつひとつ積み重ね
歩いてくると
いつの間にか人は花を咲かせている。
その人
という花
これは目に見えないけれども
人相にもでてしまうほど
なぜかはっきりと人様には
その花が、どんな花なのか
伝わってしまうのだ。
心の目で見えていたり
なにか匂いを感じたり
負とした空気感で感じたり、
花は
容姿さえも包み込み、
その人となりとなってしまう。
目に見えないのに
うつくしい花を咲かせている人を
時々感じる。
その美しさは地位や名誉などに
関係ない。
この年になると何故か生き様が
顔や背中にでる。
本当にそう思う、このごろである、
だからなのか、
人
に一目惚れする不思議を
この年になって理解した。
若い頃の一目惚れと
この年になっての一目惚れは
その心理も重みも地植え変える