デビルズラインその2(イメージソング完成版) | Headfirst slide into the all entertainment of this world

Headfirst slide into the all entertainment of this world

~この世の全てのエンターテイメントへ飛び込む~

前々回のブログ記事で紹介した講談社モーニング2で連載中の花田陵先生のデビルズライン・イメージソング
なんか呟いたらそれなりに見て貰えたのか好評だったのかわからないけど
デビルズライン単行本発売記念にまた考えてみました
もちろん単行本購入しましたよ、なので改めて読み直したりしたら(非雑誌派なので)
新しくイメージが合う曲も出てきて面白かったです
前回とは違い和訳等を載せて曲数も多めです
なのでちょっと長い記事です。読んで聴いていただければこれ幸い
                                                         
1 HIM - Vampire Heart



北欧フィンランドのバンドでヴィレ・ヴァロ率いるHIMの曲
本国以外でも初めて発売されたアルバムDARK LIGHTのトラック1がこの曲。
ゴシック調の甘い歌詞が特徴、さすがラブメタルを自称するだけある(笑)
本国以外のマーケティングをにらんで幾分ポップなアレンジ、でも間奏のリフとかやっぱりメタルです。
3分48秒ごろのエフェクトのかかったシャウトがかっこいい…というかこれが無かったら選んでない、
すごくデビルズラインぽかったから(歌詞はまったく合ってない(笑)
あとピロピロした怪しげな旋律や雰囲気が1曲目の掴みに向いてた

2 Anberlin - The Feel Good Drag (Original Version)



前回も入れたこの曲は外せないです
「ややメタリックで、どこか冷たさを感じさせるメランコリックなギターサウンド」に、クリスチャンの柔らかい高音ヴォーカルが化学反応的に融合。全体的には、冬を連想させる「寂しさ」や「侘しさ」といったものを感じさせる楽曲が多い。wikiより
というレヴューは置いといて改めて読み直すと1話にこの曲がぴったり。でも和訳を考えるとつかさ視点なんですよね
作者の花田陵先生も気に入ってくださった曲

"I'm here for you" she said and we can stay for awhile,
”あなたの為にここにいるの”すこしの間なら二人でいられる
my boyfriend's gone,we could just pretend.
私のボーイフレンドは去ってしまいただの偽わりだった
Lips that need no introduction ,Now who's the greater sin,
唇には紹介など要らなくて誰かが大きな罪を犯したの
Your drab eyes seem to invite (tell me darling) Where do we begin.
あなたのさえない瞳が訊いてくる。どこから始めればいいんだ?

Was this over before Before it ever began
これは終わりの前でその前は始まってさえなかった
Your kiss Your calls Your crutch
あなたのキス、呼び声、あなたが寄りかかってくる
Like the devils got your hand
悪魔があなたの手を掴んでるみたいだ
This was over before Before it ever began
これは終わりの前だった、その前は始まってさえなかった
Your lips Your lies Your lust
あなたの唇、うそ、煽情的な・・
Like the devils in your hands
悪魔があなたの手に宿っているよう

3 Motion City Soundtrack - This Is For Real



僕が大好きなUSミネソタ州出身のMCSの曲で収録は3作目のEven if it kills me
内容はバンドメンバーが「失敗ばかりし続けてて、もう一回だけチャンスをくれ、もう一回チャンスをくれ、
それを正しく使えるからって言い続けてるの人間についての歌だと思う」と言っているように
明るい曲調のわりに意外と後ろ向きな曲(MCSはそういう曲多いけど)
裕子の「大事な事をちゃんと言え」ないままの部分がこの曲と合ってました
でも2話のそう悪くない結末はこの曲の楽観的な部分ともあっているのかな?

I've got emotion Dripping out my pours And I thought I would let you know
私はわかったの、自分からあふれ出る衝動を、そしてあなたに知らせようと思った
You are the nightlight Ripping through my wicked world 、How you make it sparkle and glow
あなたは私の邪悪な世界を切り取る常夜灯、あなたはなんてきらきらと輝かせてるんだろう
Before I lose control There's just one thing you should know
わたしが理性を失う前にあなたが知っておくべきことはただひとつ

This is for real This time I mean it、I'm coming clean Please don't let go
本当よ、今度は本気で言うわ、洗いざらい言うから行かないで
I said from the start That you could take it or leave it I'd prefer that you keep it Don't let go
私ははじめから言ってた。あなた次第だって。私はあなたに受け取って欲しい。手放さないで

I had some nightmares Clawing at my skin and bones、I nearly did explode
いくつもの悪夢が私の骨と皮膚を転がり私は爆発しそうだった
You smoked the demons Gave me back my feelings Now I am good to go
あなたはその悪魔を追いやって私の感覚を取り戻してくれた。もう大丈夫よ
Before my face hits the floor There's just one thing you should know
私が顔を床に打ち付ける前にあなたが知っておくべきことはただひとつ

This is the best thing that I've ever had for real×3
これは今までで一番に本当のこと

For a physical challenge I'm notoriously bored Intravenous delivery Electrolytes and more
私の身体が要求する悪名高い飽き飽きするような静脈への供給。電解質や・・つまりその他
Every time it's the same routine Out with the bad In with the clean
いつも同じことの繰り返し、悪い物は外へ、綺麗な物はうちへ
Before I lose all motor skills there's just one thing you should know
私がすべての運動機能を失う前にあなたが知っておくべきことはただひとつ

4 Drowning Pool- Nothingness


USハードロック系でなかなか味わい深い曲作りをするドラウニング・プールの2ndアルバムより
自分も大好きなバンドだが来日記録はまったくないのが悲しい
それはともかくこの曲の歌詞がなかなかすごかった
あとこのアルバムの他の収録曲THIS LIFEもいいんですよね。どっちにするか迷いました
どちらかというと安斎個人向きな曲

And this blood on my hands Now it won't go away I've been out on this road for days
(この手を染めた血はなかなか消えない。おれは何日もこの道を行ったり来たりしていた)
And the fear on the wall Watch it slowly cascade As the door holds the wolves at bay
(どうにか堪えているなかゆっくりと恐怖が迫ってくる)
The emptiness is building from The nothingness that we've all become
(俺たちはつまらない存在から空虚なものへとなろうとしている)
And this road that I've chose Seems it's taken its' toll Leading far far away from the soul
(選んだこの道は厄災をまねいた。魂を遠くへ追いやって省みなかったんだ)

This thing I've become seems its' taken control Of my mind and my body my will and my soul 
(俺は何かに心と体、魂と意思を支配されて
Driving further and further away from myself Until there's none of me left I've become something else
(いつしか俺は自分からかけ離れた存在になり得体の知れない別の何かになるのではないか)

5 Breaking Benjamin - Dance with the devil



USオルタナ・ポストグランジでは圧倒的な人気を誇るBreaking Benjaminよりこの曲です
「怒りと悲しみが同居する、激しくもどこか切ない楽曲」が彼等の持ち味である。wikiより
もうデビルズライン向きすぎますな。イントロから暗く扇情的でVoのベンジャミンの声がかっこよすぎます。歌詞がマッチとは言いがたいけど曲調雰囲気ともにこれがベストマッチです

6 Fall Out Boy - I'm Like A Lawyer With The Way I'm Always Trying To...



安斎がつかさの部屋で寝てたりつかさが安斎の横で寝てたりするときの脳内BGMはこの曲
それにしてもよく寝る二人だ・・アーティストは日本でも大人気fall out boyで4stアルバムInfinity on highより
いろいろ不安なことがありそうな安斎とつかさの二人「きみのとなりで起きれたら・・」ってとこが妙に合っていました
PVは北ウガンダ内戦による少年兵の問題「INVISIBLE CHILDREN」と連動したキャンペーンPVです

Last year's wishes Are this year's apologies
去年の願い事は今年の謝罪
Every last time I come home I take my last chance、To burn a bridge or two
家に帰るといつもこれが最後のチャンスだって、そして後戻りはできない
I only keep myself this sick in the head Cause I know how the words get you (off)
オレはこの狂った自分自身を打ち明けたりしない。だって言葉にしたら君は自分を見失うだろう
We're the new face of failure Prettier and younger but not any better off
オレらは新しい外見を持った失敗者。若くて可愛いけれども他にいいところもない
Bullet proof loneliness At best, at best
唯一あるのは突き抜けない孤独だけ

Me and you Setting in a honeymoon ※repeat
オレときみ 幸せな時のはじまり
If I woke up next to you If I woke up next to you 
きみのとなりで目覚めたなら、きみのとなりで目覚めたなら

中略
The best way To make it through With hearts and wrists in tact
心と手首を傷つけずにうまくやるための最善の方法
Is to realize Two out of three ain't bad Ain't bad
それは本当は3つのうち2つはそう悪くないんじゃないかって
                                                             
選んだ曲はポストグランジやオルタナティブ・メタル、クリスチャン・ロック、ポップ・パンク等意外と幅広くになりましたね。女性ヴォーカルの曲も探したけど手持ちのなかでは上手くいかなかったです
そして今回も洋楽のみになってしまいました。申し訳ない
ですが個人的にもっとたくさんの人に洋楽を聴いてもらいたいという思いもあってこの選曲です
あと和訳はデビルズラインを意識して変えてみましたので怪しい翻訳があるかとは思いますが
原作を読みながら曲を楽しんでもらえたら嬉しいです