こんにちは！谷田貝です！

今回のテーマは頭痛です！

主に「頭痛」は脳腫瘍やくも膜下出血など頭蓋内での異常により引き起こされる緊急性の高い頭痛『症候性頭痛』とレントゲン検査やMRI検査などの画像検査を行っても異常が出ない慢性的な頭痛『機能性頭痛』に大別されます。

この機能性頭痛の中に主に3種類の頭痛があります。

緊張型頭痛：筋肉の緊張が強くなり起こる頭痛

偏頭痛：頭部の血管が異常に収縮・拡張し、周りにある神経を圧迫する事によって起こる頭痛

群発頭痛：目の奥をえぐられるような痛みが起こる頭痛

今回はこの中の偏頭痛に対しての鍼治療をピックアップしたいと思います。

偏頭痛の症状

頭の片側が脈打つように痛い（ガンガンする頭痛）
頭痛により吐き気がする・嘔吐してしまう
頭を動かすと痛みが強くなる

鍼治療ポイント

頭半棘筋
この筋肉を大後頭神経が貫いているので、ここにコリができると後頭部の痛みやモヤモヤ感が出てきます。

頭板状筋

この筋肉が凝ると振り向いた時に首が突っ張ったり、首から側頭部にかけて重だるい感覚が出たりします。

後頭下筋群（小後頭直筋・大後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋）

頸部の中でもっとも深層にある筋肉になります。

目の奥がだるい、上を向いた時に首が詰まるような感覚があったりするとここが原因の場合が多いです。

深いところに筋肉がある為、手で揉んだりほぐしたりする程度ではこの筋肉のコリをほぐすことは難しいですが、鍼を使えばピンポイントでより効果的に狙う事ができます。

まとめ

今回紹介した偏頭痛の原因は

自律神経の異常
気圧、ストレスなどの環境
頸部周囲の筋肉のコリや姿勢不良

などがほとんどです。

この中でも自律神経の異常と筋肉のコリは鍼治療が1番得意としている部分でもあります。

頭痛の症状に悩まされている方、一度根本の原因を探り治療してみてはいかがでしょうか？

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吐き気や耳鳴りを伴う頭痛