こんにちは、渡辺です。
今日は打撲について話します。
サッカーやバスケなどのコンタクトスポーツをしている方は強弱はあると思いますが一度は打撲した事があると思います。
大抵の場合は少し休めば良くなったり、
痛みがあるがプレー可能なパターンが多いです。
ですが稀に打撲した筋肉の中に血腫(血の塊)が
溜まります。
その血が筋肉内に骨を形成してしまう場合があります。
そうなってしまったら1ヶ月〜半年程休まなければいけない可能性があります。
このケースはモモ前を打撲した際に良く起こります。
もも前は筋肉が二層になっており
深部の筋肉に血腫(血の塊)が出来た場合に骨下してしまいます。
下記の症状が出た場合は注意が必要です。
■太もも全体の腫れ
■圧痛強い
■膝は他動で90度くらいぎりぎり曲がるが、痛みが強い
■膝伸びきらない
■脚を引きずりながら歩く
■片足荷重痛み
等があり、酷い場合には下記の様な症状もでます。
■出血過多で神経を圧迫しシビレが出る
■血が中で固まり骨化し、膝の曲がらなくなる
膝が90度以上曲がらなくなってしまった場合は、患部への刺激はあまりしない方が良いです。
ストレッチ、運動、強いマッサージ等は避けた方が良いです。
出来れば、松葉杖で荷重を避けるようにします
もも前を打撲したら
膝をできるだけ曲げた状態でアイシングして下さい。
打撲後1-2日程は筋肉内で出血しています。
膝を伸ばしたままでいると次の日には曲がらなくなってしまいます。
曲がらなくなった場合、自己判断での無理なリハビリは禁物です。
そして、出来るだけ早く医療機関への受診が必要です。