お話の更新、ものすごく遅くなってすみませんでした💦
お話を書いてる時、『奇跡の塊12完』なんて最初に書いてしまったもので、なぜか終わらせなきゃという思いで書いてたものの、話が終われなくて……
あ、今回もお話は続きますよ。
ま、そんなこんなで1週間格闘してましたが、(1週間格闘したわりには、お話短いです。)やっと、あ、終わらなくてもいいんだ。
などと思い……(気づくの遅っ!)
ま、これが更新遅れた言い訳です。

話は変わります。
私事ですが、先日、7.8月~1.2月までお休みするかもしれないという話をしましたが、確定しました。
実は、肩の手術が必要な状態です。
手術したあとの入院期間は2ヶ月を予定してますが、リハビリしだいで伸びる可能性もあります。
リハビリは、動かすことや、人参を持つことから始めます。
最初、完全完治に6ヶ月と聞いていたのですが、この前、なんだかいつもより肩が痛く、病院に行ったところ、無理しすぎた?のか、悪化してました。
今のところ10ヶ月で治ります。(手術後)
リハビリ中、イベントでお話をちょびちょび更新するのは出来るかもしれませんが、週一で更新は難しいです。
とは言え、初めてのことなのでわかりません。
今のところ、5月のゴールデンウィーク後から入院予定です。
また近くなってきた時に、お知らせします。
長々と失礼しました。


※投稿失敗に気付かず二日程放置してました。

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直樹はあれから病院でからかわれっぱし。
琴子はもう1人で歩けるようになり、紀子に付き添ってもらい、歩いて病院まで行く。
今日は目の経過観察。
特に悪くなってるわけでもなく良くなってる訳でもない。

「あ、琴子ちゃん、いらっしゃい。」

琴子は、病院の看護師や医師たちとすっかり仲良くなっていた。

「その声は…西垣先生!」
「正解。」
「琴子さん、久しぶり。」
「ん〜…清水主任?」
「ええ。今日は検査の結果どうでした?」
「はい、特に変わりはないですけど、筋肉も戻ってきて、歩けるようになりました!」

琴子が病院に行くと花が咲く。

「琴子!」
「入江くん!」
「お、来たな!俺の琴子ちゃんを奪う奴が。」
「それはこっちのセリフです。琴子、来い!」

直樹は琴子を立たせると手を取って歩き始めた。
今まで手を繋ぐこともほとんどなかった2人。
琴子の失明をきっかけに、周りを気にせずずっと繋いでいる。

「入江くん、どこ行くの?」
「いいから。」

直樹は琴子を車に乗せるとホテルまで向かった。
直樹がある会場のドアを開ける。
そこに居るのは入江家、相原父、理美、じんこ、金之助、クリス、大泉家など、琴子や直樹の関わりがあった人やマスコミが集まっていた。
ドアを開けるとフラッシュがすごい。

「……ッ!」
「琴子?」
「入江くん、なんか…眩しい…ぐすっ」

琴子の目には涙が。
琴子の目は光が分かるようにまでなっていた。
最近、ちょっとした兆候があった。
目をライトに当てると少し動く。
微かな変化しかないが、着実に良くなっている。
今までの廊下にも光はある。
ということはフラッシュなど、強い光は分かるようになってきたのか。

「光が分かるのか?」
「うん(涙)」

直樹は周りを気にせず琴子を抱きしめた。
直樹の目にもかすかに涙がある。
周りからはウォー!との歓声。
しっかり録画されていた。