「本当だ!プロポーズしてもらってない!」
周りがざわめきだした。
「こ、琴子!」
直樹が慌てて琴子を止めるがもう遅い。
「あっ!」
「ママ、プロポーズしてもらってないって本当?」
琴美が聞いてくる。
「えっと…その…あの…」
「入江、お前プロポーズしないで結婚したのか?」
「もしかして…お母様に無理やりさせられたとか…」
みんなが変な噂を始めた。
「違う。プロポーズはしてないけど、お袋の意志じゃない!俺が決めたんだ!」
里美とじんこが舞台前にきた。
「2人とも!あのさ、雨の日のこと話したら?金ちゃんのことも。」
「おい!雨の日のこと?なんで知っているんだ!?」
里美とじんこは琴子を向いた。
「はぁ…」
「ごめんね!入江君が宣言した次の日に喋っちゃった…」
琴子は舌を出して笑い誤魔化している。
「入江、宣言って何のことだ?」
「パパ!ママ!」
「なんだ?」
「大樹がトイレだって。」
「はいはい。入江君、ちょっと行ってくるね。」
「おい琴子!…言うぞ。」
「うん。どうぞ。」
「ふぅ……俺には婚約者がいた。琴子は池沢金之助と付き合っていた。俺が金之助から琴子を奪い、自分の婚約を破棄した。家族の前で琴子と結婚するって宣言したんだ。これで文句ないか!?」
直樹は会場全体を睨んだ。
「パパ、そんな怖い顔しないの。」
上目遣いで直樹を見る直子は琴子似で直樹が弱い人の1人。
「はぁ…琴子と大樹を追いかけるぞ。皆さん、また後で戻ってきます。直子は琴音、琴樹は和樹を頼むぞ。勝樹をかして。」
直樹達は舞台から降りてトイレの出入口に面してるロビーに行った。
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自分でも思うんですけど、私、小説書くの下手ですね…
なんだか自分の書いた小説読み返すと、
イタズラなKissから名前や外見だけを似せたブログの様な……
ま、イタズラなKiss原作とは全く関係なく書いてるんですが…
皆様、こんなブログを読み続けていただき、ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします