海にたたずむ大鳥居。
初めてその写真を雑誌で見た時から、「いつか必ずここに行く!」と誓った場所。
古くから神様が宿ると伝えられる宮島には、懐かしい風景とゆったりとした時間が流れています。
その魅力に魅せられて、宮島へ4度足を運びました。
広島市内から路面電車に揺られて宮島口へ。
フェリーに乗り継いだらあっという間に宮島に到着。
主な観光スポットは、宮島桟橋から徒歩圏内というまわりやすさも日帰り旅にはちょうど良い。
舟から降りたら早速、島の14%が世界遺産に登録されている宮島散策スタートです。
海上に華麗にたつ大鳥居。
太陽の光で朱が輝き、水面がきらきら反射して幻想的。
夕暮れ前も素敵。
背景でぼけていてもその存在感は一級品。
この日は歩いて鳥居の下までいけたので、しっかり触ってきました。
下から見上げるのも爽快!近くで見ると大きくて迫力があります。
ほんのり海のにおいがするのも心地いい。
満潮時は、大鳥居を舟でくぐることも出来るそうでそれも楽しそうですね。
私はまだ宮島に宿泊したことがないので、いつか泊まって夜の大鳥居を見たいです。
そしてもう一つ狙っているのが、毎年8月14日に開催される宮島水中花火大会で、華やかな花火に浮かび上がる大鳥居の姿!
「いつか絶対に行く!見る!」
こう思って妄想旅をするのもなかなかいいものです(笑)
帰り際まで大鳥居。
何枚写真撮るんだ?という位シャッターをきってしまう魅力がある風景です。
大鳥居だけでなく、平安時代の建築様式を堪能できる厳島神社はぐるっと見ておきたいもの。
私は朱塗りの柱が綺麗に並んだ廻廊が大好きです。
社殿の土台の根元は海中に埋められているのではなく、
平らな海底に置いた礎の上に柱を設け、建物自体の重さで建っていると知って驚きました。
知れば知るほど興味深い、美しい神社です。
宮島の中で私の1番好きな場所がここ、「千畳閣」(豊国神社)。
畳857枚分の広さがその名の由来。
秀吉の命で造営が始まったが、造営中に秀吉が亡くなり未完のまま現在に至ります。
風の流れが感じられる空間は本当に居心地が良くて、思わず時間を忘れてしまいます。
ここで、お昼寝をするのが最高に贅沢!
夕方「もう今日はしめますよ~」というおばあちゃんに起こされたことも。
宮島の景色を見ながらのんびりできる、とっておきの場所です。
運よく私は空いている時ばかり訪れていたので、すっかりくつろいでしまいました。
木のぬくもりを感じられる造りが落ち着きます。
帰りにまわりをぐるっと歩いていたら可愛い男の子に出会いました。
時間を忘れてのんびり過ごしたり、
ちょっとした出会いに思わず笑顔になったり、
旅先では気の向くままに心のままに過ごすのが1番です。
素敵な見どころがたくさんあってついつい長くなってしまいます・・・。
なので、次回へ続くっ!