今日の話は個人的に思ったことを備忘録として…
少し前にニュースになった、大型犬と赤ちゃんの事故。
とても胸が締め付けられた。
同じく大型犬の飼主であり、子供を持つ親でもある私。
これまで家族の一員としてかわいがってきた愛犬。
新たに家族に加わった大切なかわいい子供。
当該家族の子供を失った悲しみ、愛犬に対する気持ちの変化、
愛犬自身の気持ち、これからの愛犬の行く末…
そんなことを考えていると、涙があふれてくる。
最近「動物と赤ちゃん」の微笑ましい動画を特集する番組をよく目にする。
「犬は赤ちゃんの良い遊び相手になってくれるよ」
「犬は母性本能が強いから赤ちゃんの面倒を見てくれるよ」
そんな言葉もよく耳にする。
本当
息子が産まれてから、完全に赤ちゃん中心の生活になった。
我が家の犬達も環境の変化と見慣れない、突如として変な動きや
奇声を発する小さな生き物に大変とまどっていた。
そもそも、犬はこうした予測不能な動きや突如発せられる奇声等を嫌がる。
さらに、今まで自分だけに向けられていた愛情が、急に現れた生き物によって脅かされる。
面白いわけがない。
私達も犬達と赤ちゃんが上手く共存できるように、徐々に互いの
雰囲気を感じさせ、会わせる時間を少しずつ伸ばし、
犬がいる場所と赤ちゃんが自由にいる場所は分けた。
一緒にいさせる時は、目を離さないようにした。
犬達のテンションや赤ちゃんのテンションがヒートアップしてきた時には
すぐに間に入れるように。
ブログでたびたび、犬達と息子のやり取りを紹介しているが、
自然に任せただけでできた関係性ではなくて、
犬達に対しても息子に対しても、親の目配りと言い聞かせを忘れないようにしている。
というか、まだ彼らの関係性はとても未熟なモノだ。
今は、息子の犬達に対する加減を知らない体当たりの行動に犬達が参っている。
それでもどこかで「うちの子達は大丈夫」と思っていた節があった。
「ママ達が大切にしている存在だから、自分達も大切にしなくては」と思ってくれていると。
でも、今回の事故を受けて、改めて「犬は動物」「人間とは違う生き物」ということを
思い知らされた。
気を引き締めて、我が家のかわいい子供達を見守っていかなくては。