ピエール瀧さん、薬物で捕まってしまいましたね。 

清原さんや高知東生さんなどの有名人が薬物・アルコール・ギャンブル依存症をカミングアウトする時代になり、時代は変わってるなぁと感じます。

そんな今日は久しぶりにギャンブル依存症者の家族が集まる場へ行って来ました。

私自身、昨年9月の震災以降、価値観がガラッと変わってしまい"ギャンブル依存症者の家族"という肩書きに違和感を感じるようになったのもあって、しばらく足を運んで居なかったけれど、今日は久しぶりに会いたい人がいたので参加することに。

"依存症者を抱える家族"

と言うと、なんとなく暗くて重くてどんよりした感じを想像しますが。。

暗くて重くてどんよりしてるのは家族の集まりに繋がりたてのドン底な状態の時くらいで、そこを過ぎれば、家族はみんな明るくて希望を持っていて、高確率で爆笑しています♡笑

今日は珍しく私と同じく"妻"の立場の方が多くいたので、本当に共感しきりでした。

(一時的に更新は止まってますが、ギャンブル依存症についてのブログはこちら→パパはギャンブル依存症)


そこでね、また気づいちゃった訳ですよ。

自分の本音に!!

私、本当は離婚したいんだって事にね。

もちろん今まで何度も離婚を考えたことはあったけれど、なんかずーっと答えが出なかったんですよ。

周りにも「なんで離婚しないの?」とか「もう十分頑張ったよ」って沢山言われたし、


何なら「人生を掛けたドMだね笑い泣き

って言われたぐらいにして、自分でもその通りー!!って思ったけれど、

なんだか心に引っかかりがあって、なんか自分のタイミングじゃなかった。

それに病気と分かったからには回復の希望もあるし、やれることはまだあるって信じてたので、

ギャンブル依存症について本気で学んだし、自分が陥っていた共依存や、元々自分が持っていたアダルトチルドレンの部分にも向き合って、この歳になって初めて真正面から人生に向き合った。

それとは別に、子供6人いたらやっぱり物理的に習い事の送り迎えとか付き添いとか体1つじゃ無理だしなぁとか(←そこ?w)

1年前位までは、今回離婚したらバツ2かぁ。。とか、個人的に肩代わりした350万返せー!!とかそんな事もガッチリ心に握りしめてた。(これについては末っ子が生まれた辺りの時期にふと手放せてた)

もっと前の3年前位までは、子供達が片親だったら可哀想なんじゃないか。。とか、いつの時代の価値観だよ!と突っ込みたくなるようなことまで考えてた。(これは自分が片親・父子家庭で、周りに珍しがられるような時代に育ったことから来てたんだと思う)


それが、今日些細なキッカケで
あ、もういいんだって腑に落ちた。

私、本当は離婚したかったんだ。

って、すとーんと腑に落ちた。

この感覚、大事♡

心がなんか違うって思ってる時は、待ってみる。

結果、にごりのない答えが見つかった。

でもこの「待つ」って行為も、
今まで自分にはなかなか出来ない事の1つで、
なんかいつも決断を急いでしまうところがあって、

学生の頃はよく「生き急いでるね!」って言われるくらい待てない人間だったんですよ。

何かと人生の展開がとにかく早くて。

でも大人になったからなのか、待つことを覚えて本当に良かったなぁと思います。

待ってる間にも自分の中で色ーんなやりとりがあるので、自分の心の感覚にも敏感になった。

なんだか人生の味わいが深くなって、闇雲に走り抜けてた頃と違って、歳を重ねるのって楽しいなって最近思います。

そして、依存症者を抱える家族の集まる場って本当にそれぞれのドラマがあって、普通に生きてたら出会う事もなかった、みんなのすっごく人間臭い部分を見させてもらうことが出来て、無条件に濃いぃ空間なんですよ。

そういう一見、閉鎖的で社会から疎外されたようなダークな環境も楽しめるようになったのは、本当に人生の宝物だなと思います。

ギャンブル依存症は自殺や犯罪(横領とか窃盗とかね)とも関わりが深くて、日々至る所で起こっている事件の裏側にギャンブル依存症が絡んでいる事が本当に多い。

私はこの2年弱でニュースを見る目がガラッと変わったし、何ならニュースを見るとピンと来るようになっちゃって、調べてみたらやっぱりギャンブル依存症が絡んでいたり。。ということも本当に多い。

各種依存症の正しい知識の社会への認知はまだまだだけれど、そうこうしてる今も水面下ではかなりの確率で自殺や犯罪が起きている現実。

昨年、IR法案が通って北海道も有力な候補地として名前が上がっているけれど、国のギャンブル依存症対策は、ちょっとどうなんだろうと思わざるを得ない状況で。。

よく誤解されがちなのが、ギャンブル依存症者の家族は「IR絶対反対ー!!」ってプラカードを掲げてるように思われるけれど、そうじゃない。

カジノで得た収益の一部を依存症対策に回して頂けませんかっていうスタンスで活動してる人達がいる。(もちろんそうじゃない人もいる)

ラスベガスではスロットマシーン一台につき何ドルを依存症対策に。。とかそういう対策がしっかりと根付いているというのに、日本はこれだけのギャンブル大国なのに依存症対策への予算が本当に少ない。

私は個人的に旅行が好きなのもあって、インバウンドの旅行者が増えることで国際色豊かになったら楽しいだろうなぁとか、

ラスベガスやシンガポールのセントーサ島みたいなエンターテイメント性の高い雰囲気も大好きなので、北海道に素敵な施設が出来るなら楽しみだなぁと思ってるけれど、

ギャンブル依存症という病気の根深さも分かってるから、手放しでは喜べない感もある。

旦那さんと離婚することにしても、ギャンブル依存症や北海道のIRの動向は気になっちゃうんだろうな。

今日は思うがままに書いたので、めちゃくちゃ長文になってしまった笑い泣き

ここまで読んで下さった方がいたら、長文お付き合いに感謝の気持ちでいっぱいです♡

本当にありがとうございますー笑い泣き