☆雲の上の君へ☆
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あの日

中学1年の夏休み。

忘れられない。。。


     【あの日】


私にとって人生最悪の日。

今でも。。。

なんで私が?

そう思う。




部活の帰り道。

付き合ってた耕太と待ち合わせの場所に行った。


そこにいたのは。。。

耕太の元カノ。

恵美先輩だった。


「話しがある。」

そう言った先輩を疑いもせず…私は先輩について行った。




山の中。


5、6人の男がそこに立っていた。


その後の事はハッキリとは思い出したくない。


ただ。。。


泣きながら目を閉じて必死に耐えた。


抵抗しても抵抗しても押さえつけられる。



    『助けて』って

何度も心の中で叫んだ。


怖くて声になんてならなかった。




ボロボロの私を見て。


先輩は

    「ざまーみろ」

そう言った。


その後に

先輩はまだ耕太の事が好きで…耕太と一緒にいる私の事が許せなかった。


泣きながら…そうも言った。



だからってこんな事していいって理由にはならない。

でもその時の私にはどうする事もできなかった。




誰もいなくなって。。。

何時間かそこにうずくまって泣いた。



    『帰らなきゃ』


でも…服もボロボロでそこから動く事ができなかった。


なんでかな?

今でも不思議。


持っていたPHSで迷わずに私は君に電話をした。



君はすぐに来てくれた。


そして。。。

何も言わずに強く抱きしめてくれたよね。

上着を取りに行ってる君を待ってる間にいろんな事を考えた。この先どうしたらいんだろうって。


こんな事…誰にも話したくない。誰にも話せない。


自分がすごく汚い人間に思えた。


初めてだったのに。


もぉ生きていたくない。


本当にいろんな気持ちが私の中にあった。



君の大きな上着を来て、君の家に行った。


君は何も聞かないでただそばにいてくれた。


何も言わないで一緒に泣いてくれた。



この日から。。。


君はいつも私の隣にいてくれた。




この先。。。

私はまだまだたくさんの事を乗り越えなきゃいけない。


でも。。。

いつも君が隣にいてくれたから頑張れたんだ。


生きていこうってそう思えたんだよ。




君と生きていたい。

そう思ったんだ。

小学生の君

小学生の頃の事。。。


覚えてる???



君と同じクラスになったのは5年生の時だったよね。

君と周平・靖貴・誠治・和哉・美幸と私。


いつも6人で一緒だったよね。


休み時間にはいつも一緒にバスケをして遊んだよね。

スラムダンクに憧れて…必死でバスケの練習してたよね。


3年生からバスケをしてた私がみんなの先生だった。


聞き分けの悪い生徒達で大変だったなぁ。


基礎練習なんかよりも格好良くシュートを決める事に君は夢中だった。。。



休みの日には…こっそり体育館にしのびこんで叱られたっけ。


君は転んで逃げそびれた私と一緒に叱られてくれたよね。



君と私。


気がつくと。。。


いつも一緒にいたね。



最高の友達で。


最高のライバル。



くだらない事で。。。


たくさん喧嘩もしたね。



恋の話もたくさんしたね。


お互いを異性として意識した事なんてなかったよね。


君にとって私は。。。


     『男友達』


私にとって君も。。。


     『女友達』


そんな感じだった。



     『親友』


この言葉が1番しっくりくる関係だったよね。



あの日までは。

君と出会った日

2人の出会いを覚えてる?

初めて交わした言葉を覚えてる?


君はきっとこぉ言うね。


   『覚えてない』



実は。。。

私も。。。

   『覚えてないよ』



だって。。。

3歳の頃だもんね。

覚えてるわけないよ…。



私は君じゃない。。。

あの子が大好きだった。



でも。。。

いつも君と一緒にウサギの世話をした事は今でも覚えてる。

君はウサギに親指を噛まれて…大きな声で泣いてたよね。

みんなよりも大きな体の君が泣いてる姿がやけに可愛いらしくみえたんだ。


あの頃から。。。

君は周りよりも頭1つ飛び出した…ノッポさんだったよね。

小さな私をいつも見下ろしてた。


私が泣いてると。。。

いつも。。。

膝をついてしゃがみこんで…頭を撫でてくれた。


   『泣かないの』


 『泣いたらブスになるんだよ』

いつもそぉ言って頭を撫でてくれた。





あの日もそうだったね。


君が。。。

どん底にいた私を救ってくれた日も。


私の心の中に君が住みついた。



   あの日。