こんにちは
前回の続きから間が空いてしまいました
月曜日は早朝より日帰りで
岡山へ行って参りました
岡山は私の生まれ故郷でもあり
何かとご縁が生じる場所でもあるようです
お友達と三線を持ち合わせていたことで
ありがたいことに2箇所の神社さまで
奉納演奏もさせていただきました
またその様子はSarahサラむすひで
上げさせていただこうかと思いますので
よろしければ(氣長にお待ちいただき)
ご覧になって下さい
さて、ようやく本題です
前編はこちら↓
清盛さんにご挨拶したのち
時間がないのでお社の前では
演奏できない旨をお伝えし
裏手の清盛茶屋の近くの海辺で
持参した夕食を早めに摂って
氣持ち良く三線を弾いていましたら
あっというまに
小一時間が経ってしまいました
桟橋までは中々の距離です
幸い、干潮の時間だったので
厳島神社廻廊の前を通り抜けショートカット
助かりましたー
開演時間ギリギリに到着したものの
初めて行くお寺だけに
駐車場は事前に教えていただいていたのですが
お寺の位置がよく判っておらず
感覚的にこっちかな?という方向へ
お墓を通り抜け歩きましたが
時間に余裕がないので
グーグル先生に頼ることに
すると、高台からわざわざ下まで降りて
グルッと廻って一から階段を上がり
遠回りをしてお寺に到着する
形となってしまいました
駐車場から5分以上かかったと思います
修行の一環の様にも思えるこの動作に
この日は中々の氣温でしたので
汗だくになりながら到着しました
帰りは駐車場まで
ものの1分かからない距離でした
感覚では判っていた道順で
合っていたのです
やはり時間には余裕を持つことですよね
反省…
こちらは高野山真言宗のお寺で
本堂の裏手には大きなクスノキさんが
いらっしゃるようで
それも私を惹きつける要因でした
長唄の演奏途中から申し訳なく思いながらも
そろ〜りと入場
長年コロナ禍で抑圧され、少しずつ
緩まってきた頃の開催だけに
席は満席でした
座布団がもうないんです…
と言われましたが、廊下には
敷きマットが敷かれていましたので
そちらにちょこんと座らせていただきました
しかし、ちょっと柱が邪魔して
三味線と手の動きが見えない
この位置↓
移動を試みようと思ったのですが
私の左隣に恰幅の良いシニアの男性が
座っていらっしゃったので
前を遮るのに抵抗を感じながら
タイミングを計っていたところ
突然、斜め背後の引き戸が空き
小学生らしき男の子が入ってきました
小学生で長唄に興味があるんだあ…と妙に感心
と、男の子!
柱にもたれかかりたいというので
自ずと移動のチャンス到来
このどさくさに紛れて
廊下とはいえ、中央のお賽銭箱の位置に
移動できました
↓視界が開けました
長唄、吉住小与ひで様と
望月太喜之丞さまの小鼓の演奏
イヨォ〜♪
という掛け声と共に
テンポよく鳴り響く
小鼓のリズムに合わせながら
先程まで厳島神社さまをお参りし
ふと、能舞台を眺め
桃花祭で観た御能を思い出しながら
清盛神社さまにご挨拶した一連の流れを
思い起こしていました
あれ
もしかして清盛さんもご一緒して
ご覧になっているかも
と妄想しながら第一部が終わりました
そして、お友達が出演する第二部は
日本伝統芸能と西洋の文化の融合です
サックス奏者の庄司勝治さま🎷
舞手の不二乃家舞さま
アコーディオンの歌島昌智さま🪗
最初にサックスのアルトが響き渡り
この音はまるで民族楽器
ディジュリドゥでした
そっかぁ…
サックスの元になった管楽器が
ディジュリドゥなのね…
と今更ながら合致しました
しばらく瞑想状態の様な音が広がり
やがてチンチキの様な和楽器と
アコーディオンとの三者が織りなす
妖しい音色が場を包みました
そして、終盤には舞手さんも加わり
場は妖艶さを増していきます
異色のコラボレーションに芸術性と
感動を覚えました
今回、夜の演奏会だったのもあって
お友達は氣を遣ってくれたのですが
何が何が!
行って良かったあ
きっと、清盛公もこの様な
斬新な音楽演奏を
喜んで下さってること間違いない
あ!それと
小学生だと思っていた男の子は
演奏会が終わって
友達とマスクを外して
休憩していたところを目撃しまして…
小学生どころか、大人で
しかも女性の方でした
大変失礼いたしました
何故あのタイミングで
入ってきて私の横に来られたのかは謎ですが
私にわざわざ声をかけてまで
ご本人はどうしても柱の所に
立ちたかったらしく笑
必然的に私はどかされたものの
超タイムリーだったので感謝です
お友達曰く、こちらの方も即興で
絵を描く才能をお持ちのようで
よく芸術家さんというのは
インスピレーションが
降りてくるといわれますが
この方は私が失礼ながら
小学生の様に見間違えるほど
純粋なまでの風貌で
神様と繋がりやすい感性を
お持ちなんだろうなあと思いました
そして、こちらの
大乗寺、正覚院さまとの架け橋?
になられたサックス奏者の庄司さまは
厳島神社1400年祭の
音楽部門をご担当されていたとあり
他にも数々の国際的な活動を
手がけていらっしゃると知りまして…
改めて凄いお方なんだと認識いたしました
友達と全国を公演して
廻っているとは聞いていましたが…
そんなお友達に軽い氣持ちで手をお借りし
今週の来たる天赦日にとある地方の
神社さんで舞と三線のご奉納演奏を
させていただこうかなあと思っています
昔はひっそりとした神社さんでしたが
今ではSNSの口コミで広がり
駐車場も絵馬掛けもできて
ちょっとした有名神社さんになられました
とはいえ、田舎にポツンとあるので
人混みになるような事はないと思いますが
ご迷惑にならないよう配慮して
ご奉納できたらなあと思います
長文になりましたが
最後までお読み下さり
ありがとうございます