母の日の祈りと息子

すっかりこちらがおざなりになってしまいました

先月から始まった母との２回目の同居

もうすぐ一ヶ月が経ちます

引っ越しを機に大きな断捨離や掃除を

徹底的に取り組んだおかげで

氣持ちよく、ステージアップしたような

三線のティーガー(胴巻き)も

それに合わせるように新しいものに変わり

赤い龍たちと一体となった氣分です

逆向きですみません…反対側を撮ればよかった…汗

あいりんです

既に二週間前になりますが

春の水辺のコンサートに

出演させていただきました

この日は母の日でした

これと言ってお友達にも

声を掛けなかったのですが

唯一、以前の職場でご縁があり

今でも時折会ってお茶やランチができる仲の

お友達が今度ステージに立つ時は連絡してと

言って下さっていたので

声をかけさせてもらったところ

遠方より応援に来てくれました！

いつか引っ越するとは聞いていましたが

既に広島市内からは離れていたようで

わざわざ駆けつけてきてくれたことが

嬉しかったです

それも差し入れまで持ってきてくれて…

感謝しかないです

とっても美味しくいただきました

前回の水辺のコンサートは秋

お着物をお借りしての出演でしたが

今回は、定番のかりゆしウェアに身を包んで

※了承を得ていないのでお顔は隠させていただきました

前回は強風で、屋外あるあるの

ハプニングが起こり

楽譜立ては何度も倒れそうになるわ

楽譜はパラパラめくり上がるわで

集中できず大変でした

師匠からは、こんな時のためにも

早く覚えた方がいいと言われています

はい…ごもっともなのですが…

ステージの間、似顔絵を描いて下さった方が

現れ、8人の特徴を掴んでおられました！

今回、師匠は島唄本の出版に向けて

お忙しくされているので出演されず

ベテランの先輩方についてのステージです

しかし観客席に混じって

応援に来て下さっていました！！

午後からのステージだったため

余裕をこいた私は

楽譜の準備を当日にしたため

よりによって

島んちゅの宝だけを

テーブルに置き忘れてきました

初級の歌なので、本当なら

もう覚えててもいい頃…

と自分でも思うのですが

言い訳がましく

この歌は最近めっきり練習不足でした

何となーく音階は覚えているので

おぼろげながらでは弾けるのですが

ソロだとまだ完全には無理です

グループだからこそ、何とかなりました

この日は来月、沖縄で行われるコンクールの

課題曲をそれぞれのメンバーさんが歌いました

そして、最後は速弾きでお馴染みの

遊び庭と唐船ドーイ

いつもはカチャーシーの立回りですが

今回は初めて地方(じかた)に挑戦

ええ、もちろんこれも大人数だからこそ

続けざまなので、楽譜をめくる手間に

時間を取られ出遅れる…

やはりこれも早く暗譜して覚えななきゃ

特に唐船ドーイはタイミングを掴み損ねると

迷子になります

とにかく練習あるのみ

自分たちのステージが終わってから

私個人で原爆供養塔に手を合わせてきました

今回もリハーサルの練習場所が供養塔の向かい側

スルーはできません

前回も水辺のコンサートが終わって

応援に来てくれたお友達のSさんと一緒に

お祈りをしました

Sさんとは聖地などお祈りする仲間であり

沖繩にご一緒した時も沖繩各地の

湧き水を汲みに廻りました

昨年はその時のお水を持って

元安川にお水合わせしたのち

二人で祈りを届けました

今回は一人でも自ずとお祈りするべく

琉球開闢七御嶽の麓に流れ出る

アフリ川の聖なるお水を持っていきました

こちらのお水は琉球王国時代

首里城へのお水取りで

若水として使われていたそうです

広島と沖繩は戦争という

共通の面を持っているためか

いつの頃からか、私の心の中には

大好きだった初代ネーネーズの

「平和の琉歌」が深く刻まれており

いつの日か、祈りの歌を平和記念公園で

歌う！というヴィジョンが頭に

浮かんでいましたので、歌こそは違いますが

それも叶ったことになります

元安川の雁木に降りてお水を注ぎます…

広島の川と、沖繩の川の水が

合わさった瞬間でした

すると、私たちの次のグループの方達の

ステージが始まっており

その時に聴こえてくる歌が

千と千尋の神隠しでお馴染み

私の大好きな

「いつも何度でも」

・・・・・・・

それだけならまだしも

お水合わせしているタイミングで

聴こえてきたフレーズが

さよならのときの　静かな胸

ゼロになるからだが　耳をすませる

生きている不思議

死んでいく不思議

花も風も街も

みんなおなじ

その場の状況と何だか妙にリンクしていて

ビックリしました

私の中で、祈りが届けられた

と思いました

るんるん氣分で家に帰ると

テーブルの上にはカーネーションの花束が

飾られているではありませんか

まさか

思いがけず感動しました

息子からは過去にもよくお花とお手紙を

プレゼントしてもらうことがありましたが

今年は断捨離中に、昔、息子が作った

母の日用のマッサージ券がでてきて

もう無効

とはいわれつつも約束をしていたので

お花は期待していませんでした

しかも、もう高校男子です

小学生当時、近所にお花屋さんがなくて

いつもちょっと離れたところまで

車で私が同行していたので

サプライズ的なものはなく笑

その内、コロナ禍でそのお花屋さんは

なくなってしまいました

小学生低学年の頃だったかの母の日に

近所のスーパーで

仏さま様に供える菊の花を

プレゼントしてもらったことがあります

息子は菊の花が好きなんですけど

まさかのチョイスに今では笑い話ですが

その心が嬉しかったです

この度、母の日に贈られたカーネーションは

中々長持ちしてくれて

ツボミだったちょっと品種の違う？ものが

今もまだ咲いてくれています

これは何ていうお花なんでしょう？※右写真

お花の妖精でもいるんでしょうか

さて、先程も書きましたが

来月はいよいよ沖繩で行われる

コンクールに行って参ります

私はまだまだスタートしたばかりで

新人賞部門です

師匠からは、やるからには

上位を狙いなさいと言われていますが

緊張していつものように歌えるか

息が続くかが心配です… 

精一杯頑張ってきます

慰霊の週でもあるので

沖繩の平和記念公園にも行って来ようと思います

最後までお読み下さり

ありがとうございました