10分待って、江ノ電の藤沢行きに乗り込みました。
風はまだ強くて、海岸が見えると多くのサーファーやウインドサーファーの姿が見えました。
日は傾きかけていましたが、まだ皆さん元気そのもの。
車窓から海を眺めていたおじいちゃんと小学生のお孫さん、
「僕だってあの海で泳げるよ!」
「無理だよ、あんなに波があるんだから」
「泳げるよ」
「泳げないよ」
「泳げるんだってば!だって、プールで25メートル泳げるし」
まだ小学校低学年くらいの男の子、将来はビッグウェーブ狙いのサーファーになるかもね♪
なんて思いながら、二人の会話を聞いていました。
まずは、エア・サン・ショップさんに直行。
駅前のPALM LEGENDさんもこの時間は開いていました。
エア・サン・ショップさんも開いていて、ちょうど親子連れのお客さんが帰って行くところをオーナーさんがお店の外までお見送りしているところでした。
強風のため、お店のドアを閉めると、
「もあなさん、今年もよろしくお願いいたしますね(^∇^)」
嬉しぃ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
オーナーさん、私の名前を覚えてくださっていました♪
商品を受け取りながら、強風の話をして盛り上がり、春になったらくろにゃんの首輪をオーダーしに再訪することをお伝えし、お店をあとにしました。
さて、腰越の町中ですが・・・・
江ノ電が通っている道路は、このとおり江ノ電優先です♪
さて、どこに行くでもなく、歩き始めた私は・・・
いいなぁ、この街・・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
よく、人から
「お前の萌えポイントは、イマイチわかるようでわからん」
と、言われます。
わかってもらおうと思ったことは、一度もありません。
それに、この何の変哲もない腰越の街のどこが「萌え」なのか。
それは、私にもよくわかりません。
ただ、居心地が非常にいいのです。
自然と顔がほころんでしまうような感じと言いましょうか。
強風に歩き疲れ、本当はどこかに座ってコーヒーでも飲みながら休憩したかったのですが、残念ながらエア・サン・ショップさんの並びのオハナ・カフェさんはこの日お休み。
ぶらぶら江ノ電の通りを歩いて、昔ながらの洋菓子屋さんを発見。
表の貼り紙を見て、入ってしまいました。
このお店、私が買ったガイドブックに紹介されていて、そのガイドブックに載っていたおばちゃんが出てきてくれました。
赤いほっぺの、ガイドブックには「アルプスの少女ハイジのようなおばちゃん」と評された、かわいらしいおばちゃんでした。
「どこから来たの?」
「埼玉です」
おばちゃん、見た目はかわいいですが、口調はさすが商売人というシャキシャキした感じ。
「埼玉のどこらへん?」
「ホノルル市です」
紛らわしくて申し訳ないですが、実際の会話では本当の地名を言っていますからね。。。ヽ(;´ω`)ノ
すると、おばちゃんの口から意外な言葉が。
「私も埼玉(出身)なのよ。もっと奥だけど」
「え?どちらですか?」
おばちゃん、私が先日仕事で出かけた際通過した某町のご出身でした。
ここ腰越で、意外な埼玉県民トークが炸裂。
結構埼玉のディープなお話もしたんですよ(笑)
さすがにご両親が亡くなってからは、なかなか埼玉に帰ることはなくなったというおばちゃん。
時折帰省すると、大きな一戸建て団地ができていることに驚いたりもしたそうです。
私がこのお店の名物「難除け牡丹餅クッキー」を2箱購入すると、サブレを2枚おまけしてくれました。
「そこの龍口寺さまにも納めさせてもらってるんだけどね、とてもご利益があるいいお寺さんだから、こんどぜひお参りしてみて」
「せっかく近くまで来ましたから、この足で行ってみようかなと思います」
「いいわね、ぜひそうして!」
おばちゃんは、また来てねと言う言葉とともに見送ってくれました。
私は、お店を出て右に、龍口寺に足を向けました。
つづく♪