こころと身体を癒す
丘の上のレイキサロン『月のあかり』
～ 横浜市・保土ヶ谷 ～
レイキセラピスト 天原かおるです
はじめましての方···
いつもご訪問くださる方···
ご覧いただきありがとうございます
※①～⑦で１つのお話です。
《前回のお話はこちら》
街の方ではそろそろ春を迎え、
花が咲き始める頃だというのに、
山の上では、
散るタイミングを逃してしまった枯れ葉が
枝から離れずに揺れています···。
冬の間、深く眠りすぎた御岳山。
春を迎えるのを忘れてしまったのではないかと
思わせるような光景が広がっていました。
北風が少し強く吹いて、
近くの笹がサワサワと揺れていました。
さて。
まず、どう進もうか···と少し歩いてみると、
御岳平からすぐの所に、
武蔵御嶽神社参道のアーチがありました。
誰もいなかったので、
身なり＆気持ちを整え、心の中で、
「２日間どうぞよろしくお願いいたします」
と御岳山全体に挨拶をし、
そして、アーチをくぐりました。
登山者の姿はありません。
山頂近くなので空気が澄んでいて、
歩く度にカチャンカチャンと
妙に大きく響きます。
私が歩くのを止めると、
シーンとしていました。
鳥のさえずり、
木の枝に残る枯れ葉が風に当たり、
カサカサと震えている音が聞こえるだけ···。
私が動けば『私は人として存在する』し、
動きを止めれば、
『私は自然に含まれる』のです。
※真ん中に見えるのが宿坊がある所
※右に見える山は、武蔵御嶽神社の奥宮がある所
北風は、相変わらず、
無表情で吹き抜けていきます。
左手が急斜面になっているため、
木の欄干が設置された道がしばらく続きます。
しばらく進むと、急な登り坂が始まり、
ポツンポツンと宿坊が現れ始めます。
私が今回、お世話になるのは『御岳山荘』。
この御岳山山頂近くの集落にある宿坊
220年続く歴史あるお宿です。
※宿坊(しゅくぼう)とは、お寺や神社の宿泊施設を指す。元々は、僧侶や参拝者が泊まるための施設だった。
としてのサービスも充実している。歴史ある建築や
美しい庭園を楽しみ、伝統の精進料理をはじめ、座禅、
写経、読経、といった貴重な修行体験が出来る点も
「宿坊」の魅力。【楽天トラベルガイドより】
明るい内に、
あちこち歩き回っていると···
国指定の天然記念物
『御岳の神代ケヤキ』の迫力に圧倒され···。
あっという間にお昼近く···
昼食は、気になっていた宿坊の１つ、
靴を脱ぎ、中に入るとかなり天井が高く、
いつの時代からあるんだろうというくらい
古い広間には、背の高いストーブが
青い炎をゴーッと音をたてて、
この広間を一生懸命に暖めています
私だけ。
陽が差し込んでいる障子を少し開けて
顔だけ出してみると、
キンキンに冷えた細くて長い廊下が
奥の方まで続いていました。
廊下と外との間のガラス戸は、
外にはまだ雪が残っているのが見えました
あっという間に肩が冷えてしまったので、
障子をそっと閉めストーブに手をかざして、
ジッと当たっていました
大きくて重たい入り口の襖が開けられ、
お料理を運んできてくださいました。
趣のある畳のこの広間で、
ゆっくりといただきます
【内容】
・焼きおにぎり(山椒を添えて)
・手作りの刺し身こんにゃく
・お雑煮(薬味を添えて)
・たくあん
・和菓子(あずき羊羹・ゆず羊羹)
どれも美味しくて、
すべて残さずいただきました
ごちそうさまでした
トイレを借りようと場所をお聞きすると、
ご主人が「水洗じゃないけど···平気···？」と。
入ってみると、懐かしい感じがしました。
今は、もうだいぶ減ったけれど、
汲み取り式のトイレなんて、
あちこちにありました。
子どもの時は、
おしりをヒンヤリと撫でるので、
(笑)そう。
話が逸れるけれど、
お風呂場の排水口は、宇宙に繋がっていると
勝手に思っていました
毎日、母がお風呂掃除をする時、
複雑な構造のフタをガボッと開けて、
シャワーで洗い流しているのを見て、
全て宇宙に流れていってると思ったのです
私の母は、何食わぬ顔で、
毎日、余裕ですごいことをしているなぁと
思っていました
でも、あれだけ星空がきれいなのは、
我が家が流したお風呂の汚れなどは、
密かにホッとしていたのです(笑)
この『東馬場』のトイレの暗い暗い穴も、
さて、『東馬場』を出発して御岳平へ戻り、
その上の方にある産安社(うぶやすしゃ)に
行くことにしました
螺旋を描くように、
坂道をゆっくり歩いていくと、
※この画像はネットからお借りしました。
お参りをした後、
そばに倒れていた大木があったので、
そこによいしょと腰を掛け、
ここは、とても穏やかなエネルギーに
満ちあふれており、
すごく「温かい」場所···
山道を歩き、トコトコ移動します
武蔵御嶽神社に到着！
※以前、友人が撮影した画像をご了承いただいて、
お借りしました！(うっかり撮り忘れたので···。)
神社本殿の奥の方にある、
遥拝所から見える奥宮。
神社でお参りをして、授与所を覗くと
火打ち石が売られていました
以前、富士山本宮浅間大社の神様に、
火(イメージの火)を使った
浄化＆プロテクトの方法を教わってから、
なんとなく「火の力」が気になっていて···
せっかくなので、
火打ち石を買うことにしました
家で、カチカチするぞ〜
(笑)
(笑)神社の神様と少しお話をするのだけれど、
とことん自分を休ませます
さて。
山道へと逸れる道があったので、
左へ行くと「長尾平」という
かなり開けた場所へ出ます。
一旦戻り、右に行くと、
少し下り逆の山道が続き、
10分ほど進んでいくと、
※この『天狗の腰掛け杉』は、樹齢350年・高さ60mの
巨杉で御岳山ハイキングコースの途中にある。
両手でそっと触れ、ジッとしていました。
すると···
不思議なことが起きたのです···。
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