※①~⑤で、1つのお話です!

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《 ご参考までに~虹 》


『忘るまじ約束 ①』

『最期に私が贈るもの ②』

『闇に消えゆく余韻 ③』


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あの夜から、2ヶ月ほど経ったある日のこと。

母から電話がかかってきましたコーヒー

私の叔母ちゃん(母の妹)が、
Oさんの夢を見たのだそうzzz

夢の内容は…。
叔母ちゃんがOさんに、ある事を言うと、
それに対して、Oさんは何かを呟いたそうです。

叔母ちゃんは「え?」と聞き返したけれど、
聞き取れないまま、目が覚めてしまい、
どうにも気になって仕方がないのだ…とチュー

私は、「そんなのただの夢だろうし、
気にすることないんじゃないの~?(笑)」
と笑ったのだけど、母はなぜか真剣でした雷

ただの夢ではない気がする…と母は言うし、
叔母ちゃんも、とても気にしていると…ガーン

私は、まぁ…2人が前へ進めるなら…と、
Oさんとの『対話』を引き受けることにします…。

そう…『対話』。

私が亡くなった方と『対話』をし始めたのは、
ずいぶんと昔のことです。

母方のおじいちゃんは、69才で永眠しました。

その頃、私はまだ4才でしたが、
薬呑器にお水を入れ、
寝たきりのおじいちゃんに、
お薬をあげていた記憶が今もあります薬

私が物心ついてから、おじいちゃんは、
間もなくして亡くなっているので、
正直、おじいちゃんとの思い出というのは、
ほぼ無いに等しくて…ショボーン

でも、おじいちゃんのお話を、
おばあちゃんや母から聞けば聞くほど、
おじいちゃんのことが大好きになったのですおねがい

おじいちゃんが、
まだ生きていたら、もし元気だったら、
もっとお話をしてみたかった…思ったのが、
『対話』をするきっかけだったように感じますキラキラ

『対話』が出来るようになってからは、
母の代わりとなって、おじいちゃんに、
質問することも度々ありましたおすましスワン

おじいちゃんは、いつもそばにいて、
今も助けてくれますぐすん

私が道路に飛び出した時も、
思い切り腕をつかんで、歩道に引っ張り戻し、
命を助けてくれたこともあったし、
悩みを打ち明ければ、その問題が、
どのくらいの時間をかけて解決するのかなど、
アドバイスをくれたりするのですキラキラ

いつからか、私が最も信頼する相談相手として、
困った時も、嬉しい報告がある時も、
ただただ、お話を聞いて欲しいだけの時も、
何でも、お話をするようになったのですクローバー

当時、母は不思議がっていました。
亡くなっている人と、なぜ話が出来るのかおばけくん
娘である自分(母自身)には分からないのにと…。

でも、私がおじいちゃんから聞いた内容を、
母に伝えると、その時もしくは後になってから、
「なるほど」となる結果が、殆どだったので、
『対話』を信用してくれていたのです流れ星

話は、戻り…。

「Oさんに、他に聞きたいことは?」と、
メモに書き留めていきます鉛筆
(母は欲張って、質問がいっぱいだった(笑))

「じゃあ、タイミングを見て、
Oさんにお繋ぎするから、2~3日待ってね!」
と伝えて電話を切ったのです。

叔母ちゃんが聞きたいこと。
母からの質問。
(私の妹が気になっていることもプラスされたタラー)
そして、私が確認したいこと…。

聞きたいことが、
盛りだくさんになってしまいました(笑)

でも、もう会えないOさんに対して、
みんなの『どうしても聞きたい』という
想いはよく分かっていますほっこり

そこをクリアすることにより、
人は、本来以上の強さを取り戻し、
前へ進めることも知っているから…。

どの質問も、カットしたくなかったので、
たっぷりと時間が取れる時を…
タイミングを…待ちますピンク薔薇

まるで、
夜の冷たい湖に広がった波紋が、
静かにおさまり、
ふたたび、水面に三日月が現れるのを
待つかのように…。

つづく。

【珍しい虹 (自宅にて)】