沖縄民謡No.68「早口説(はやくどぅち)」三線練習用動画♪♪♪【工工四付き】
おはようございます‼伊禮俊一です‼
さて、今回の沖縄音楽、沖縄民謡の三線練習用曲は「早口説(はやくどぅち)」という曲をご紹介!
こちらの曲は、わりと三線を始めたばかりのときに習う曲で、歌詞なども沖縄方言読みと、日本の文語読みが混ざりあっている、よく考えると不思議な曲です(*^^*)!
でも、メロディーや、三線のフレーズは難しくないので、三線に挑戦してみたい方は、是非トライしてみてください❗
『早口説(はやくどぅち)』三線練習用動画↓↓↓
工工四(参考程度に)本調子↓↓↓
さても浮世や 小車ぬ 廻り廻りて新玉ぬ
年立ち変て春来りば 松も千歳の 色添えて
梅も勾いて花も咲く 庭の青柳糸たれて
山は霞みて久方の 空ものどかに出る月も
光り輝く四方の海 波も静かに吹く風も
枝をならさんこの御代に 山にかくれて住む人も
君に仕えん時をえて 山の都にみな出でて
山の奥には住家なし
読み↓
さてぃむうちゆや うぐるまぬ みぐりみぐりてぃ あらたまぬ
とぅしたちかわてぃ はるくりば まつもちぐさも いろそえて
んめもにおいて はなをさく にわぬあうやじ いとたれて
やまはかすみて ひさかたの そらものどかに てるつきも
ひかりかがやく よものうみ なみもしずかに ふくかぜも
えだをならさん このみよに やまにかくれて すむひとも
きみにつかえん ときをえて はなのみやこに みないでて
やまのおくにはすみかなし
意味↓
この世の中は小車のように、巡りめぐって新年の年になって春が来れば、松も草たちも色とりどり、
梅も香り立って花を咲かせる、庭にある青柳もたれさがり、山は霞がかって日の光は穏やか、
空ものどかに照る月も、どこを見ても光かがやく海、波も静かに吹く風も、枝をならさんこの時に、山に隠れるように住む人たちも、
あなたに仕える時を得られて、花の都にみんな出ていく、もうそこには住むものはなし
※口説(クドゥチ)とは↓
大和言葉の七五調が基本で、同一のメロディを繰り返しながら道行の景色を語り、物語りをするという内容のものである。浄瑠璃の口説などのような口説歌は、室町から江戸初期にかけて念仏踊り系の伊勢踊りとして踊られ、物語り風の内容を歌って全国に流行した。沖縄の口説もこれらの流れをくむものであるといわれている。
それでは、今日も良き一日を~‼
----------------------伊禮俊一楽曲----------------------
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