今年一年の舞台について書き始めたら冗談抜きで日が暮れちまったよ!! | 汐崎アイルオフィシャルブログ Powered by アメブロ

今年一年の舞台について書き始めたら冗談抜きで日が暮れちまったよ!!

こんちわアイルです♪


まずは

共に駆け抜けた共演者の皆々様
背中を守ってくれたスタッフの皆々様
場と時を与えてくれたクリエイターの皆々様

そしてなにより
応援してくれた僕のことを見てくれている皆々様



今年一年
本当にありがとうございました



「やりたい」という気持ちを
しっかり年10本という形にできたのは

僕自身
これからの人生の自信にして
生きていけます


それにも増して
「もっとやりたい」という欲と

自分をこれから
・どうすればいい
・どうなっていきたい


ということを
もっと考えていきます




まだまだケツの青いガキなんですよ
俺なんて


もっと大きなフィールドで

もっと痛い思いも悔しい思いもして

汐崎アイルって
人間を叩き上げなきゃいかんのです




そんな俺を
これからも見守っていただければ幸いです





さてー




せっかく
今年の芝居締めブログなので




ここから相当長くなりますが


一年間の作品と役などについて

近い順に
つらりつらりと
語ってしまおうと思います



ではまず
10本目
「イマーゴメモリ」より
古賀解/吸血怪党エグリバ役



まさか俺自身
25才で41才の役をやるとは思ってませんでした

しかも
2児のパパ(笑)


ドッシリ感っつーか風格ってところで
役作りが大変でしたが

現在・過去と
古賀って男が狂っていく様を

周りとたくさん話し合い
作っていく作業は楽しかったです



一番楽しい瞬間はアクションでした

セセリ役の
NAO-Gさんという
素敵なアクションコーディネーターがいて
きちんと指導してくれたこともあり

至らない瞬間もあったかもしれませんが

俺なりのアクションってものを
見せれたんじゃないかなと思います



オープニングダンスでは
普段から友達で
偶然今回一緒になった北村智晃がつけてくれました

これまた指導が
分かりやすくかつ楽しくしてくれたので
楽しくできましたよ

最高の先生だよ!
トモアキありがとう!!


この舞台で苦手意識のあった
アクション・ダンスってものが
今までの500倍好きになりましたよ


芝居の面では
現在・過去シーン通して
アゲハ演じる程嶋しづマさん

過去シーンの
研究所所長・友杉役那須野恵さん

この2人とのディスカッションが
とても楽しかったです




正直
新しい面子の中
どれぐらい自分ができるか不安ではありましたが
周りに助けられ、共に楽しめた舞台でした


芝居納めに素敵な人達と出会えて
本当に良かった

皆さん、
お疲れ様でした&ありがとうございました!






9本目! 

Z団番外公演「The Light」
ジェイソン松田役



俺以外のキャストは
Z団の皆さん

観に来てくれたうちの何人かが
「いい劇団にいるじゃない」って言ってくれた(笑)

でも
そう言ってもらえるぐらいの連携が
このカンパニーにはあったと思います

一応言っておきますが
俺はZ団員ではありません

でも
心の底からまた
キタムラさん演出のZ団公演に出たいと思ってます




両足と右肩を撃たれて出血多量で絶命した
可哀想にも程がある
ジェイ君は

キタムラさん曰くもっと悪ガキにしたかったらしい

俺ももっと悪ガキがよかった
と話したのが打ち上げの夜

覆水盆に返らず・時すでに遅し(笑) 


でも
もっとこうすればよかったと言えるのは

未来に繋がるから
いい~んじゃない!!





8本目!
「ネオロマンスステージ
 遙かなる時空の中で~ファン感謝祭~」

アクラム役


これを舞台として
カウントするのはいかがなものかと
自分で何度も思いましたが


ありゃもはや
イベントじゃねー(笑)



段取り・セリフ
足場の違う大立ち回り
それを3日間の稽古で
全部ぶち込んださ(笑)

ありゃ舞台です! ときっぱり言える


断ることでもないが
楽しかったに決まってるし

今からもういっかいやりたいぐらいです


ホント
「あのカンパニーでまた舞台に立ちたい」
そう思える数日間でした



7本目!
「ネオロマンスステージ
 遙かなる時空の中で~朧草紙再演~」

アクラム役


人生初再演

一度作り上げたものを
もう一度作り直す作業は

楽しくも葛藤のある日々でした

絶対
1度目と同じにはなっちゃいけなし

かといって
全く前回をトレースできないのも違う


その辺みんなで話し合い頑張った舞台でした


アクラムも
初演とは違うアプローチの仕方をしてみたり

実はちょっぴり優先順位を変えてみたり

とことんチャレンジをしてみました

あと
剣が抜けた時の感動ったらなかったね

アクラムの殺陣もっとやりたかった!!




6本目!
猫目倶楽部2」
進藤和馬役


ぼっちゃん
ただひたすらぼっちゃん

ってのは冗談で(笑)


あの分かりやすい舞台の中で

悪役という
展開を生むポジションを任されたのは

僕として喜ばしい限りです



短い稽古期間で一致団結し
みんなで
一生懸命頑張って楽しんだ舞台でした


和馬君的には
分かりやすく「イヤな奴」
エゴ全開で粘っこい



もうね
悪役好きからしたら
たまりませんわ♪


もっと試したいこと
いっぱいあったんだなーこれが

でもそれは
また別の機会に




5本目!
「MOZU啼く城」
真手有珠(三郎)役



絶命したね
この舞台も体力がそうとう削りとられてましたが

根本っちゃん・伊藤そうあ・月島花ちゃん
素敵な仲間に恵まれ
なんとか
九死に一生得つつ頑張れた舞台です


マテウス的には
自分の役のすべき事をきちんとこなしつつ
いかにお客さんに楽しんでもらえるかが
最重要ポイントでした

結構暴走もしたし
自分の引き出しとの戦いでした


そこを一緒に
考え、話し、調和してくれた
兄貴根本っちゃんには感謝感謝です




4本目!
「新橋フロリダ」
染谷譲司役


今年一番芝居として難しく、
そしてやり甲斐のあった舞台


人の気持ち
まさに「本気」というところで

自分の技量の無さ・考えの甘さを
身をもって知らしめられた

芝居のことも然ることながら

たった数十年前の混血児について
知る機会

その感情と戦う機会

そして
自分の感情と戦う機会


この役を僕に与え
叩き上げてくれた作・演出の羽原大介さんには

心の底から感謝して
この舞台で学んだことを
これからも大事にしていきます



染谷役としては
DVDで自分を観て

・六本木のオーナー感が足りない
・ドッシリ感が足りない
・演技力が足りないと



足りないづくめですが

やはり自分が混血児であることを話すシーンは

自分で観ても
フルスイングでした


これなんだよ


作品としても
役としても

本当に心の底から叫べるメッセージってのは

時、場合、媒体を選ばす

「意味」  を持たせる


感情をさらけ出せない現代において
この作品、この役、このシーンは
俺のことを救ってくれました。
 




3本目!
「elevation~幸福の難民~」
シャビ・ビージャ・奈良橋役


大人の役者さんたちに囲まれて
いろんなやり方を学べた舞台

中津留さんの脚本は
心に残るシーンが多いです

人のエグさや
疑心と信頼の中で
僕は割りと外からの観点でモノを観る
役だったので

自分の役の立場に恐怖を感じてました


人は
自分の知らない所で
起こってる事には関心はあっても

それを「リアル」として
受け止めることは実は難しいんじゃないかな
僕も含めて

考えさせられる作品とは
自分の内側だけじゃなく

外側も考えさせる作品のほうが

僕は好きです




ちなみに
東野人形は今でも笑えます

(知らない人は2009.4/6の記事へGO!)



2本目!
「春遠からず」
妻坂陽一役



何かを頑張れるのは
人ありき

何のために頑張るのか
誰の為に頑張るのか

若者達の葛藤を描いた作品でした


狭い劇場の中
人が代わる代わる
それぞれの気持ちを話すのですが

生きることに
一生懸命じゃない人なんていない

そう思えた舞台です


陽一君は
ぐーたらな兄貴分の分まで頑張る一生懸命な男の子

俺だったらキレてるね


舞台上にあったあのコタツを
ドンガラガッシャーン!!ですよ(笑)

でも
振り回される役も
リアクションが楽しくてまたやりたい

宮原将護こと
将ちゃんとのディスカッションも楽しかったなー




1本目!
「ネオロマンスステージ
 遙かなる時空の中で~朧草紙~」

アクラム役


この舞台で今年は始まりました

今でも初日の緊張感は忘れられません


出来上がったカンパニーに
入るのはこれまた怖くて

でも入ってみたら
とてつもなくいい奴ばっかりで

キャスト・スタッフ全員が素敵で
最高のカンパニーです


特に
でっかい大黒柱のキタムラさん
でっかい友人の寿里くん

この2人には
舞台裏ではかなりお世話になりました


でっけー借りができちまったな

返せる立場になったら
なんらかのカタチで返したいです



アクラムとしては
もう最高の役をやらせてもらって
感謝の極みです

お館様もドッシリ感も
冷たい怒りも
僕の引き出しには無かったので

とても勉強になりました


朧草紙は
僕の新しいターニングポイントだったのかもしれません



もう

ホントこのカンパニーで
またなんかやりたい






ふぃー


2時間強かけて
ここまで書いてみましたが


ここまで読んでくださった皆様
本当にありがとうございます


役者汐崎

この一年を基盤に
更に頑張っていこうかと思います


正直しんどい瞬間もありました
至らない部分もたくさんあります

それを乗り越えられたのは

周りの人間に助けられ
観てくれてる皆さんがいて

俺がいます

俺は舞台が好きなんです



もっとやりたい


もっとチャレンジしたい


この気持ちを
体現してカタチにできる人間になりたいです

いえなります


これからも
何卒、汐崎アイルをよろしくお願いします!!




p,s

1月7、8日と
「COOKINGBOYS #02」というイベントがあります

寿里くんと一緒です
きっと楽しいイベントにしますよ!!



それと
来年1月22~24日に

来年1本目の舞台やります

劇団ヘラクレス
旗揚げ公演
「戦国 SHINOBI」~戦国偲~



織田信長
やります!!!



詳しくはコチラ

チケットのお申し込みはコチラ



それでは
長いブログにお付き合い
ホントにありがとうございました!!


Good dayグッド!