今日は梅仕事ー!と友達のところへ張り切って出かけてきました。

 

友達の作ってくれた美味しいご飯と私の食の師匠の旦那さんのお話しと楽しい時間を過ごして、すでに塩漬けしてもらっていた梅を瓶に詰め替えて、嬉しい気持ちいっぱいで糸島へと車を走らせていたら・・・
合流の波に乗れずに急ブレーキ!
あぁ・・・やってしまいましたよ。慣性の法則です。
車も私も無事なのですが、持っていたけど使わなかった空の瓶とぶつかり合ってしまって、あろうことか大事な梅の入った瓶が割れてしまいましたガックリ
こういう時って重い方が割れるんですよね。
あぁ無情・・・。

 

丹精込めて育てくれた梅をみすみす無駄にしてしまうのは忍びなくて、被害のない梅を救い出して、念のために水にくぐらせて、小さなガラスの破片が付いていないか確認して・・・
ただ、水につけた時点で梅干しにするの難しくなります。その上梅酢もない!
どうしよう?としばし思案して、梅醤(うめびしお)にすることにしました。
火を入れておけば、カビの出るリスクはぐっと減るはずと願いを込めて。

 

申年の梅は古くからの珍重されてきたそうです。
一説には難が去るということらしいのですが・・・

 

来週誕生日を迎える申年の私の難を引き受けてくれた申梅。

 

梅干しにはできなかったけど、梅醤としてありがたくいただきます。

この梅醤が美味しくて、これまた重宝しそうな予感。
味噌を足したり、甘麹足したり、オイルを足したり・・・万能調味料の完成です。

 

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瓶が割れた時にはへの字だった口も梅醤をなめたらニッコリ。
転んでもただでは起きないのです(笑)

 

起こった出来事は変えられない、だから自分を責めるのでもなく、誰かを責めるのでもなく、因果をネガティブに捉えず、ハッピーになれる方法を探せばいいんだよね。

 

大切なことを教えてくれた申梅のお話しでした。
お後がよろしいようで。