コツシリーズ第三段。

今回は国語編です。



私は現役時代、国語がとても得意でした。


元々かなり高偏差値でしたが、出口先生の本に出会い、感覚的だったやり方を上手く自分の中で言語化してますます仕上がった、、、という過去があります。



なので個人的には国語は出口シリーズをやれば成績は必ず上がると思っています。



娘も、早稲アカの教材含めて最も役に立ったと言っており、後輩からおすすめの参考書を聞かれた際にも出口シリーズを挙げたとのことで、親子二代にわたって出口ファンです。


特に、理屈っぽい子には強く強くお勧めします。




 

 

 

 







とはいえ「出口をお勧めします」だけで終わるのもアレなので、過去、娘にも伝えた(速効性のありそうな)アドバイスをいくつか挙げようかと思います。


試してみて使えそうなら幸いです。




  出題文と設問の読み方


①読む順番


よく設問から先に読め、と言われますが基本的に私は出題文から読むべきだと考えています。


何が書いてあるか分からない文章に対する問いを見て、頭に入る??というのがその理由です。


国語があまり得意でないならなおさら、ちゃんと出題文を理解してから解いた方が無難でしょう。



ただ、漫然と出題文を読むのではなく出題文の形式によって以下の通りアプローチを変えてみるのをお勧めします。



・論説文や説明文はは読みながら傍線部にたどり着いたところで関連設問を読み、解けるようなら解いてしまう

(ぱっと分からなければ次を読み進める)


・物語文は出題文を全て読み、内容を理解してから設問に取りかかる





本当はどちらも出題文から読んで、内容を理解してから設問に取りかかるのがよいとは思うのですが、論説文や説明文は難関校になればなるほどテーマが高尚になり、大人でも人生でそんなこと一度も考えたことねえよ! みたいな文章が出てきます。


普通に文章を目で追っていても、何を言ってるのか一つも分からないという場合が往々にしてあるので、合間合間に設問を挟み、ちょっとずつ理解していくのがよいかと思います。


何よりも、設問に関係ない部分の理解は放棄すればよく、無駄に頭を悩ませる時間の削減にもなります。


一通り読み終わった後は、もう一度設問の頭から解いた設問の見直し+飛ばしたところをじっくり考える、、という流れで進めることでかなり内容理解はしやすくなるかなといます。





一方で物語文は、何を言ってるのかさっぱり分からないというケースは相当稀です。

また、なにしろ物語なのでぶつ切りにしてしまうと逆に理解がしづらくなってしまいます。


なので、まず一通り出題文に目を通し、背景や人間関係などを掴んでから設問に取りかかるのがよいかと思います。




②語尾にも注目


論説文には、原理原則があります。



それは、作者の意見が絶対の正であるということです。



当たり前のことなのですが、特に思い込みの強い子や頑固な子ほど、選択問題で常識や自分の意見に惑わされて出題者の思う壺にはまります(娘のことです)。


これを強く強く意識しながらテストや日々の演習に取り組むだけでもかなり違うはずです。




そんな作者の意見を見つけるためのテクニックとして、接続詞に注目するというのはよく言われますが、



~である、~なのだ、~といえる、~であろう



などの語尾も同じくらい注目してみましょう。


分かりやすい接続詞がある場合はいいのですが、接続詞がないまま流れるように結論が出てしまっている場合などに見落とさないテクニックです。




③選択肢を要素分解せよ


これも当たり前のテクニックですが、内容一致等の選択問題は、必ず選択の文章を要素分解し、要素ごとに文章中に書かれていることに基づいて正誤を判定するようにしましょう。


選択肢の文章は、何からなに間違っていることはほぼありません。それによって惑わしているのですが、


・理由は正しいけど結論が間違っている(あるいはその逆)

・一見正しいが、文章中のどこにも書いていない

・文中では「こういうケースもある」と書いてあるだけなのに、「必ずそうである」というように断定してしまっている



のように、一部あっているけれど一部間違っているというケースが殆どです。


なので、選択肢を一気に読んでそれで正誤判定してはいけません。

これ、子どもの問題用紙を見れば分かります。


要素分解していれば、区切り線や要素ごとに○✕がついているなどの形跡が必ずあります。もし気になったらチェックしてみてください。





  勉強方法


ここからはテクニックではなく勉強方法です。


国語は、徹頭徹尾「根拠を探す」教科です。なので、知識問題を除いて基本的に自分の頭から捻り出すものはありません。


そこで大事になるのが演習やテストの見直しなのですが、解説に書いてある「ここが根拠だ」というのを見て納得して終わってしまってはいないでしょうか?


国語で、同じ文章が出題されることはまずありませんので、「何が根拠なのか」ではなく、


・「何故」それが根拠といえるのか

・どうすればその根拠を探すことができたのか



という二つを導出するための思考方法を鍛える必要があります。


繰り返しになりますが同じ文章が出ることはありませんので、思考方法が身に付いていないと再現性がありません。


正解していた問題であっても、自分の言葉で説明ができなければ理解が不十分な証拠ですので、人に説明できるくらいまで仕上げましょう。


この勉強は、読解力のみならず記述力の向上にも必ず役に立ちます。(いわゆる論理思考を鍛える)









以上です。


かなり当たり前のことばかり書いてしまいましたが、少なくとも中1の頃の娘にとっては当たり前ではなかったようなので、国語が苦手な子には多少の参考になるかもしれません。