記事が毎回長くて申し訳ありません。
今回も大分長い気がします。
遠慮なく飛ばし飛ばししてください。



今回は、我が家でどんな風に過去問を使っていたか書いていこうかなと思います。

前回記事で書きました通り、本命校以外はほぼを手をつけずに本番を迎えましたので慶應女子にほぼ特化した内容となっています。

汎用的な部分も勿論ありますので、良ければ読んでいただけたらと思います。



  過去問の活用法


同じ問題は出ないのになぜ過去問を使うのか。

これには大きく三つの理由があるかと思います。



①傾向を分析するため

②弱点を分析するため

③本番のシミュレーションをするため



①傾向分析と②弱点分析はセットですね。


当たり前の話ですが、入試問題は各校でそれぞれ特色のようなものがあります。


大問構成、難度、頻出分野(出ない分野)、出題形式etc,,



これらを的確に把握した上で、その中で何が足りないかを②弱点分析を行い、残りの限られた時間でいかに効率良く勉強するかプランニングする。


これこそが過去問を使う最大の理由だと考えています。


付け加えて、③本番シミュによって本番で最大限の得点をするにはどうしたらいいか綿密に作戦を立てていくという流れになります。



この記事では、我が家でどんな感じに分析したかを書いてみようかなと思います。

ただ、早稲アカ含む各進学塾がもっと細かく分析していますので、そっちの方が参考になります。



■数学

<①傾向分析&②弱点分析>

・試験時間は60分

・大問5問構成

     大問1:小問集合

     大問2~5:平面、空間、座標幾何、文章題、

                          それ以外(新傾向)

・小問集合にはその年(年度)を絡めた問題が頻出

・平面、空間は必ず出題される。座標幾何も大体出る。

・平面は、円を絡めた三角・四角との融合問題、空間は切断が頻出。球を絡めることも多い

・文章題、新傾向問題は比較的平易な内容が多い

・作図は近年全く出ていない



などが傾向となります。

つまり図形問題で差をつける入試と私は捉えています。


これを踏まえると、残り期間は平面・空間+座標幾何に数学の勉強時間は全振りした方がいい、逆にどれだけ苦手でも作図に時間を使ってはいけない、などのプランが立てられます。


また、平面や空間と言っても広いので、その中でも特に円・球・切断あたりを中心にやっておくと、、、という風に範囲も絞れてきます。


子パンダは、兎に角円が大の苦手でしたので早稲アカに相談して慶女に出そうな図形問題の寄せ集めみたいなプリントをもらい、それをこなしていました。

後、これは事実を確認していませんが、同じく早稲アカから学芸大附属の図形問題は慶女に似ている、、、と言われたので、これで演習量を確保しました。


いずれにせよ、弱点分析までしたら塾に相談するのが一番良いかと思います。




<③本番シミュ>

得意・苦手も踏まえて、本番でどのように時間を使っていくかを綿密に考えました。


子パンダの場合、


・小問集合は基本的に解けるが、解法が思い付かないこともままある

・座標幾何はよほど難しくなければ基本的に解ける

・平面図形は完答か、ゼロ点か両極端なことが多い

・空間図形は、1問目はほぼ解けるが完答できたことはない

・文章題、新傾向は基本的に平易なことが多く大体解ける



という感じでしたので、本番では



・まず小問集合に取り掛かる。一分考えて分からなければ一旦飛ばす(閃きが必要なものに時間は使わない)

・大問2~5をざっと眺め、文章題、新傾向問題があれば解ける解けないを判断、解けるところまで解く

・座標幾何を解く(あれば)

・平面図形に取り掛かる。解けるようなら最後まで、一問目の時点で迷ったら空間図形に移って解けるところまで解く

・この時点で時間が余っていれば、飛ばした問題に取り掛かる

・残り五分になったら、「後五分あれば解ける」という状態でなければ手を止めて見直しに移る




みたいに進めよう、と話をしました。

基本は当たり前の「解ける問題を確実に解く」ですが、何が出るか分からない模試と違い、ある程度出題単元が読めるので、このようにより精度高く取りこぼしを少なくする作戦を練りました。




■英語

<①傾向分析&②弱点分析>

・試験時間は60分

・大問5問構成

    大問1:リスニングor資料読み取り

    大問2~4:長文読解

    大問5:英作文

・大問1は、ここ2年リスニングなし。資料読みとりは比較的平易

・大問2~4の長文読解は説明文、対話文、物語文。物語文は出ないこともある。(説明文が好きな学校です)

・記述が非常に多い

・大意はもちろんのこと、細かい精度で読解が必要な問題が出る

・英問英答が必ず出る

・大問5は50words英作文。課題を与えられて自分の意見を論述する形式。




英語は、まずリスニングが出るかどうかが分からないという厄介な問題があります。

ここ2年は出ていませんが、無くなったという公式発表もないので今年度でる可能性は十分あります。

ただ、慶女のリスニングは非常に難しいという話を聞いていましたので、多少何かしたところで、、、ということで潔く対策は諦めました。


リスニングの代わりに出るのは資料読み取りですが、こちらは得意だったので逆の意味で対策はしていません。



長文読解は、特徴として文章自体はさほど難しくないケースが多いように感じました。

明らかに英文自体の難度は塾高の方が難しいです。


ただ、かなり細かい部分を正確に読み取らないと解けなかったり、意味が分かった上で国語的な解釈が求められたりなど、問題は相当に難しいです。


これについては、とにかく同レベルの長文読解の数をこなすことで読解のスピードと精度を上げつつ、逐一覚えていなかった単語やイディオム、文法事項などをノートに整理していました。そのノートを、後半戦は単語帳がわりにして空き時間に眺めていたようです。

英語については、語彙力が致命的に足りなかったので、その補強に努めた半年間だった気がします。



英作文は、課題そのものは毎回違いますが、問われ方は大体同じで、「○○と✕✕どちらがいいか。2,3理由を上げて意見を述べよ」というものです。

この対策は英検と同じで、まずは汎用的に使えるフォーマットを用意しておき、過去問に添って自分の言葉で書いた英文を添削してもらって、例文を作ります。本番では、それを単語を入れ換えて使えるよう、あらかじめ準備しておきました。



<③本番シミュ>

大問1→大問5をと解いた後、2,3,4のうち一番取っ掛かり易そうなものから順に取り組むという作戦を立てました。


英作文は、難しそうに感じますが部分点すら取れないということはほぼ無いかと思うので時間のあるうちに確実に片付けた方が良いかなと


また、時間がとられそうなものはバンバン飛ばして、三問ともとりあえず一通りは必ず触れる、というのを絶対の指針としました。


これは、読むのが遅すぎて大問丸ごと空白、というハイレベルでたまにやらかしてた失敗からの教訓です。

どれだけ難しくても、一問も解けないなんてことはないので、これもまた「解ける問題は確実に解く」を念頭に置いたものです。


また、英問英答は過去問・シミュレーションテストを通じてただの一度も部分点すら取れなかったので手をつけないことに決めました。いわゆる捨て問ですね。




■国語

<①傾向分析&②弱点分析>

・大問2~3問構成

・ほぼ論説文。たまに物語文。

・選択問題がほぼない。

・単独で古文が出ることはあまり多くないが、たまに出る。但し、古文単元の問題はかならず出る

・分かち書きが必ず出る

・知識問題はとても難しい





慶女の現代文は、文章自体が難解なケースが多いです。また、「~とはなにか。答えよ」という出題が非常に多いのが特徴です。


なので、問題文と模範解答を見ながら、どうしたらこの答えが書けるのか? どのように文章を読めばいいのか? ということを見直しの過程でひたすら考えるようにしました。そのアウトプットは、慶女土特の演習で行っていました。



古文は、単独で出ることもありますが、「古文を説明した論説文」という形で出題されるケースも多いので、いずれにしても古文の知識は必須です。古文は短期間でも伸ばしやすいところですので、子パンダも単語や文法を固めるのに夏明けは時間を少し使っていました。


慶女名物の分かち書きは、かなり対策がしやすい部分です。今一度、品詞分解を復習して、演習をやり込むことで必ず高得点がとれるかと思います(問題は、慶女土特でたっぷり貰えます)。


逆にほぼどうしようもないのが知識問題です。

あまりにもマニアックすぎて、正直知ってたらラッキーレベルの問題ですので、時間は使いませんでした。

慶女土特で、文学知識がまとまった冊子を貰いますので、空き時間にそれを読んでいたくらいです。



<③本番シミュ>

もし古文が単独で出たら、一旦飛ばして現代文に全力を尽くし、残り10分で解けるところだけ解く、、、というくらいの作戦だけ立てました。(古文はいくら読んでも分からないものは分からない)


かっちり決まった出題形式というわけでもないので、国語については臨機応変に対応することにしましたね。




■作文

・過去問は国語と一緒に載っているが、国数英とは別の四科目目としての位置付け

・600字以内で課題に沿って自分の主張を書く小論文



最後は作文です。シミュレーションもなにもないので纏めていきます。




作文、と言う名前ですが、普通の小論文です。

ですが、大抵の中学生は小論文の経験がありません。もちろん子パンダも同様でしたので、まず以下の点を強く意識するよう伝え、それを踏まえて過去問のお題を使って文章を作り、それを早稲アカで添削して貰うことで対策しました。



・最低500字、できれば540文字(9割)を目安に書くこと。

・ただ自分の感想を書くのではなく客観的視点から論理的に矛盾がない論拠を示した上で自分の主張を書くこと。

別に本当に自分が思ってることを書く必要はないこと。



特に三つ目は、子パンダにとっては重要でした。

ある意味ピュアなのかもしれませんが、「自分の考え」と言われると本当に自分が考えてることを書こうとして、でも上手く言葉が繋げない、、、ということが良くありました。

客観的に論理的に書ける方を書けばいい、と伝えたら



「え、、、(゜ロ゜)」



という顔をしていました。

もしかしたら同じお子さんもいらっしゃるかもしれませんので、気にしておいてください。






  (おまけ)過去問ノートについて


子パンダは、過去問を解いて見直しをしたあと、問題を切り抜いてノートに張り、解き直しとともに押さえておくべき知識などを書き込んで過去問ノートを作っていました。


数学であれば上述の通り公式など、英語であれば単語・イディオム、文法や、特徴的な文章を読むのに必要なテクニック、国語ならば記述問題の回答を問題文からどのようにすれば組み立てられるのかを自分なりに咀嚼して解説を書いてみるなどです。


最終的に、この過去問ノートを見れば、自分に欠けてる部分が総復習できるような形で作っていくことをターゲットにしていました。

(サンプルにノートの写真を載せようかと思ったのですが、塾に請われて寄付してしまってので手元に無かった、、、)














以上です。

無茶苦茶長くなってしまいました、、、。