娘が通う学校は「慶女」という通称が有名ですが、慶應義塾内では「女子高」と呼ばれています。


入学後最初の保護者会(だったかな?)で、


「これまで恐らく慶女、と呼んでいたかと思いますが塾内では本校を女子高と呼んでいます。一日も早くその呼び方に慣れていただくようお願いします」


的なことを言われたくらいですので、恐らく慶應義塾として正式に決めている略称のようです。



この略称のため、口頭だと女子のみ在籍する学校を指す「女子校」と区別がつかないため、


広義のじょしこう(=女子校)

狭義のじょしこう(=女子高)



なんて言って区別することもあるようです。

(娘の友達間だけなのか風習なのかは不明です)




今回、娘に女子校と女子高のいいところ悪いところを話す機会があったので記事にしてみようかなと思います。


なお、あくまでも娘の主観なので「ほんとにそれはいいところなのか?」というものも混じっています。




  女子校のいいところ・悪いところ


こちらは広義の方ですね。

同性しか周りにいない、という環境はどんなものなんでしょう?



■いいところ

①男子の目が気にする場面がないので色々なことに本来の自分のまま全力で取り組むことができる。(スポーツやオタ活など)


②男子の目がないので、早弁がとてもしやすい


③髪型を変えたりなどのちょっとした変化を皆が気付いて、大袈裟なまでに褒めてくれたりする


④男子がいない分、所謂「女子に嫌われる女子」というのがあまりいない気がする(そもそも騙される男子が存在しないのでいても気にならない)



■悪いところ

①彼氏ができない。というか出会いがない(実に9割が彼氏なし)


②大声で喋ったりハイテンションではしゃぐことに慣れすぎてて、いざ社会復帰(大学入学=男子もいる環境)した時に心配すぎる





まあ、割とスタンダードなよく聞くメリデメでしょうか。


男子校もそうですが、やはり異性の目がないという環境はのびのびと過ごせるのは確かなんでしょうね。

反面、大学から大丈夫か? というのもこれまた共通してる気がします。


女子に嫌われる女子、というのは所謂「ぶりっ子」というやつでしょうかね。

まあ、なんだかんだ言っても大抵の男は田中みな実が横にいたらなびくと思いますので、言いたいことはわかる気はします。


彼氏ができないというデメリットは、



(父)それは本当に女子校だからなのか? 女子高だからではないのか?


(娘)ヤメロ。女子校の特徴ってことにしとけ。女子高生が怒り狂うぞ



とのことです。


92%が「恋人はいない」(文化祭調べ)というのはいくらなんでも低いんじゃないかなあ、、、と父は思いましたが、それ以上の深堀りは避けました。






  女子高のいいところ・悪いところ


続いて狭義のほうですね。

こちらはどうでしょうか。



■いいところ


①校則でメイクが禁止なので、メイクをしない大義名分があるところ


②友達との日常会話だけで勉強になる。幼稚舎出身の人の話は別世界の話みたいだし、あらゆるコトに精通した博覧強記みたいな人も複数いる


③なんか自信に溢れてるというか堂々とした人が多い


④女子高のスカートは最強。全力で走ろうが台風がこようが一切問題ない(但し、座ったときは最弱)



■悪いところ


①大学に行ってからのメイクをどうしたものか今から悩む


②朝が早い


③制服ディズニーの話題が出ては消える。








なんか微妙に想像と違いました。

もうちょっとなんか「おっ?」と思うような話が出てくるかと思ったんですが。




まずメイク禁止。


他のブログでは、メイクが出来るとかが志望校決めに割と重要なファクターだったりするのを見かけるのですが、娘はメイク禁止で良かったようです。


ただでさえ朝が早いのに、この上メイクまでしてられるか! ということみたいです。


ただ、逆にメイクスキルは一切上がらないので大学からどうしたもんかな、、、と今から心配している模様です。



友だちと話してるだけでも勉強になる、知識が増えるというのはとてもいいことです。

特にこの学校は生まれも育ちも別格な子だったり、海外生活などで色々な体験をしてきたりなどの子がたくさんいるので、娘がそういった中で刺激を受けてくれれば素晴らしいなと思います。

やはり人間、朱に交われば赤くなりますからね。




あのタイトスカートは最強らしいです。

まあ確かに、風が吹こうが何しようが捲れることだけはないでしょうね、、、。


ただ、あまりにも特徴的で制服としてはやたら目立つので、制服ディズニーしようぜ!→え、この制服で? となって話題が自然消滅するらしいです。


別に私服で行けよ、と思いましたが制服ディズニーは高校生にとってはマストなんだ、とよくわからないことを言っていました。



朝は確かに早いです。

8:00ジャストから1限が始まりまる上に都心にありますので、特に高入組に多い神奈川や埼玉、東京都下住まいの人間にはかなり辛いでしょう。


反面、遅くとも15:00までには学校が終わりますし、都心にある分定期券で寄り道し放題なので放課後の遊ぶにはとてもいいようです。











割と謎に包まれた学校なので何か面白い話が聞けるかなと思ったのですが、あんまり大した話は出てきませんでした。


微妙ではありますが、折角聞いたので記事にしてみました。





最後に、娘曰く



私も入る前は色々想像してたけど、全然普通の学校だよ。内部だから外部だから、みたいなことで揉めたりすることもないし、さっぱりしてる子が多いから過ごしやすいよ。


ただ、やっぱりグループってなると幼稚舎出身の人は幼稚舎同士で、高入生は高入生同士でつるんでる方が多い気はする。


学校で仲良く話してても、やっぱり外で遊ぶとなるとお互い少し世界が違う感じはあるかなあ、って感じ。






とのこと。

少なくとも高入だからといって過ごしにくかったりすることは一切ないからそこは安心して大丈夫、ということのようです。





娘の学校を検討されてる方のなにかの参考になれば幸いです。