時期的に、そろそろ皆さん過去問を購入されている頃でしょうか。


赤本を見ると、「いよいよここまで来たか」感がとてもしますよね。


過去問演習は、ただでさえこなすのに時間が掛かるので、間違った使い方はしたくない、できる限り効果的な使い方をしたい、、、なんて考えると思います。私もそうでした。



これが正しい! なんて烏滸がましすぎて言えませんが、いろんな方が記事にしている中、少し違った観点から過去問について触れてみようかなと思います。




  前提


汎用的な内容は色々な方が書かれているので省略します。


この記事では、パパンダ娘(子パンダ)がどのように過去問を進めたかを、受験校や成績を踏まえてご紹介します。


なので、多分に私見が入ります。


参考にしていただきつつも、鵜呑みにはしないでいただければと思います。




  受験校


子パンダの受験を参考にしていますので、ある程度有用なのは同じような受験パターンを取ろうと思っている方かと思います。


ブログでは何回か書いていますが、改めて子パンダの受験校は以下の通りです。



2/9 早大本庄

2/10 慶應女子

2/11 青山学院

2/12 明大明治

(併願 桐蔭学園)



女子の早慶を含む大学附属志望では、割と一般的な受験スケジュールではないかと思います。

(青学と明明は基本一緒に受けられないので、ここは適宜MARCH附属に読み替えて頂ければ)




  過去問の取組み方針


まず初めに押さえておきたい事実として、早慶附属を第一志望にする女子の場合、第一志望と第二志望以下の学校で入試問題の難易度に顕著な差があるということです。(近年、本庄は難しくなってますが、、、)


男子の場合、学力試験のことだけを考えるなら、慶應志木、早大本庄、慶應義塾or早稲田実業、早大学院と最大四校の早慶附属が受験可能です。


当然、志望順位はあるにせよ、どの学校も難易度が高く、またそれぞれ特徴があるためどれも疎かにはしづらいです。



一方で女子の場合、慶應女子または早稲田実業を第一志望にするのであれば、第二志望以下となるMARCH附属の過去問はある程度でよいかな、個人的には思います。


上述の通り、難易度に著しい差があるため、MARCH附属の過去問をやりこんでも恐らく本命校の点数アップに繋がりません




後述しますが、過去問をやり尽くすのは想像してるよりもずっと時間が掛かります。


とにかく、女子の早慶附属志望ならば第一志望校の過去問をやりこむことを軸に考えた方がよいかなと個人的には思います。




  スケジュール


校舎や個人個人で異なると思いますが、早稲アカからは恐らく11月以降に取り組むスケジュール感が提示されてると思います。


これは、夏までに一通り全範囲のインプットが完了したものを9~10月でアウトプット訓練を積んで、実戦で使えるようになるのが11月くらい、、、というカリキュラムに沿ったものです。




さて、ここからは再び私見です。


女子の早慶附属志望で、夏明けくらいの成績が早慶附属可能~合格圏にあるようであれば、MARCH附属の過去問は9月くらいから取り掛かってしまっても問題ないかなと思います。


一旦このタイミングで最新年度分を解いてみて、合格点が取れるならば、あとは受験直前に再度形式的なことをおさらいするだけで十分対応が可能かと思います。


もし合格点に届かない場合は、一旦過去問から離れ、改めて11月になったらもう一度やってみましょう。


この時点でも届かないようであれば、少しMARCH附属対策に力を入れる方向にシフトした方が良いかもしれません。




子パンダは確か過去問を購入してすぐに青学、明明、本庄を一年分ずつ解き、いずれも想定合格点を越えていました。

その次に過去問を開いたのは、各入試の前日に出題形式のおさらいをしたのみです。




さて、11月~12月になったらいよいよ本命校に取り掛かります。


今年も同じかどうかは分かりませんが、子パンダの時は必勝の宿題として過去問が出されていました。


スケジュールも提示されるのですが、これが2月ギリギリにやっと5年分が終わる、みたいなものだったのでまるっと無視しました。


これは考え方が色々あるので何が正解かは分からないのですが、私は本命校の過去問は最低でも二周は回した方がよいと思っています。(詳細は後述)


ですので、一周目は一度年内に完了させるスケジュールを組みました。





書いていたら無茶苦茶長くなってきたので一度切ります。


次回、過去問の具体的な活用方法(子パンダver)をお届けします。(慶應女子にほぼ特化してます)