本日現在携わっている仕事の承認会議が行われ、無事に承認されました。
大抵の仕事は規模が大きくなると決裁者のランクが上がり、今回ですと役員決裁。なので、小さめの仕事なら稟議を回せば終わるところ、稟議前の事前報告を都合4回実施する必要がありました。
それが娘の受験直前期と丸被りしていたため、私のHPはもう毒の沼を歩ききったくらいしか残っていません。
とはいえ、テスト期間や報告準備期間と比べると(ほぼブログの更新ができなかった時期)、受験が終わったこともありますが時間にも精神的にも余裕が出てきたのでこんな記事が書けるようになりました。
来月半ばにはリリースがあるため、そこから一ヶ月ほどはまたバタバタするのでそれまでに総括しきれたらなあと思っています。
閑話休題
次は何を書こうかなあと悩みましたが、やはり新中3のためには3年生の一年間、どのように過ごしたのかを書くのが一番役に立つのかなあと思います。(これも私が知りたかった情報の一つ)
今回は新中3~夏休み前までを纏めていきます。
なお、通常クラスはこの時期まだ普通に授業を進めている(カリキュラムが終わっていない)ため、あまり2年までと大きく変わらないと思います。
■3月
前年度の高校受験が全て終わり、いよいよ受験学年かか、、、と親だけが心配している3月の下旬くらい(去年は3/20)に「必勝志望校判定模試」があります。
これは、同4月から開講される必勝志望校コース、略して「必勝」の入室資格&クラス選別を行うためのテストです。
早稲アカ主催のテストなので3~4日くらいで結果が出て、すぐに4月からの必勝クラスが伝えられます。
必勝は、大きく5科目と3科目に分かれており、
5科目では「筑駒」「開成」「国立」
3科目では「早慶」「難関」
となっています。
概ね「早慶」以上の資格を得られれば、特訓資格も一緒に得られます。(厳密には一緒ではないのですが)
必勝については別記事で詳細を書こうと思いますが、早稲アカの粋を集めた良質なテキスト(ただし誤字はある)と、各学校の傾向に合わせたノウハウで構成されており、早稲アカが高校受験において一強である要因の一かと思います。
そして慶女第一志望の場合、ここでクラス選択を迷うことになります。色々と悩んだ末に国立必勝コースを選択しました。
■4月
まだまだ子どもは受験生の意識も気概もない中、中旬くらいからいよいよ必勝が始まります。
前期は月2回(後期は毎週)の開催で、10時~18時45分の長丁場です。
前期の必勝は、そこまで宿題が多いこともなく、印象ですが後期の必勝に向けての準備的な感じでした。
「お前らはもう受験生だ」という意識付けは常にされるようですが、少なくとも娘はまだまだ先のことだし、という感覚が抜けていなかったように思います。
また、5科目生の場合、通塾が(必勝週は)週5回となるため、子どもは勿論親もかなりの負担がかかってきます。
■5月
一年間で、GWだけは早稲アカが校舎一斉休業となります。
真面目に、これが受験まででほぼ最後の連休となりますので努々ご覚悟を、、、、。
早稲アカにいると麻痺してしまいますが、難関校を目指していない同級生はまだまだ普通に部活して遊んでいる時期なので、モチベーションを保つのが難しい時期かもしれません。
少なくとも娘はこの時期、あからさまにやる気がなかったです。
この月は、終わりくらいに開成と慶女のプレオープン模試があるくらいで目立ったテストがないため、上記の連休も合わせて、最後の少しゆっくりできる月かもしれません。
■6月
早稲アカ生にとっては毎年恒例の地獄月です。
特訓選抜、駿台、難チャレ+中間テストの全てが被ってくるため、ハイレベルを合わせるとほぼ毎週テストを受けることになります。
ちなみに、特訓選抜はこれでラストになります。
ですが、この後は他のテストで特訓資格が出ることになりますので、これでダメでも以降絶対に特訓に入れないとかそういうことはありません。(逆に、落ちることもあります)
なおクラス変えは夏休みから行われ、夏明けすぐに第二回の必勝志望校判定模試が行われるため、ここの特訓選抜は、事実上夏期講習のクラス分けのみに使われるものとご認識ください。(2年までも同じですが、、)
■7月
夏期講習が始まる下旬まではさほど忙しくありませんが、上旬~中旬あたりに初の正式な冠模試である開成、と慶女の実戦オープンテストがあります。
有料模試ということもあり、早稲アカで開成・慶女の受験を真剣に考えてる層が受験することから、ここでの立ち位置はそれなりに目安になると思われます。
開成は分かりませんが、慶女であれば50位以内なら現時点の立ち位置としてはかなり安心、100位以内なら十分可能性があると言われました。
早稲アカからの慶女合格者数が、ここ数年80~90人前後なのでそれを踏まえた数字なのだろうと思います。
このテストは何回か書いていますが、改心の結果でしたのでとても安堵したのを覚えています。
■この時期の勉強時間
この時期はまだ必勝の宿題が重くないこともあり、まだまだ時間があるという余裕のためかさほどでもありませんでした。
塾を除いた自宅での勉強時間は、
平日は塾あり日が1時間~1時間半、ない日で3時間。
休日は土曜日が4~5時間、日曜で必勝があれば1~2時間、必勝がなければ5~6時間といったところでしょうか。(分かりづらい、、、)
■この時期の勉強内容
宿題にプラスして、以下の勉強をしていたと本人は強弁していますが本当かどうかは未知数です。
<国語>
ダブルイニシアチブを解いて、添削を通常授業の先生にお願いしていたようです。
それ以外は、時折便覧などを眺めて知識をつけていたと言ってはいましたが、、、?
<数学>
通常カリキュラムですと前期中は新中問、夏休みは上数アドバンス、夏休み明けから上数ファイナルを使うことになっていますが、娘校舎では確か6月の終わりくらいから上数アドバンスを使い始めてたと思います。
宿題がアドバンスから出るため、自主勉としては新中問を仕上げる、、、という感じでやっていたようです。
<英語>
通常授業で、先生オリジナルのプリント(というかもはや冊子レベル)が毎週宿題として課されていたため、自主的な勉強、というのはあまりやっていなかったように思います。
せいぜいが単語・連語くらいでしょうか。
<補足>
後期からは、狂気じみた宿題量になってくるため、夏以降は本当に時間がなくなります。
なので、苦手分野の克服や幅広い暗記などは前期中にやっておいた方が無難かと思います。
以上が夏期講習前までの流れになります。
次は夏休みの話です。