さて、神奈川県立高校の選抜方法について記事にするといいましたので、早速。


しかし分かりづらし、、、、。




■学区について

神奈川県立高校は学区撤廃により、神奈川県内であればどこでも受験することが可能です。(全県一学区)

 


■入試制度

・全公立高校共通選抜で、「内申点」「学力検査」「面接」+「特色検査」※後述 が対象です。


・東京と違い、学力検査は五教科全校共通問題です。自校作成問題はありません。


・一部学校は「特色検査」という+αがあり、対象校は全18校です。所謂「難関高」と言われるところがこの特色検査を採用しています。



■選抜方法

<素点の考え方>

【内申点】

・2年次の9教科内申の合計(45)+3年次の9教科内申×2(90)=135点が満点となります


【学力検査】

基本的に国数英理社の5教科、各100点満点の計500点満点となります。


【面接】

よくある志望動機や高校に入ってからやりたいことなどを聞かれる面接で、100点満点です。


【特色検査】

自己表現検査と実技検査に分かれていますが、所謂学力検査的な(難関校で課される)のは自己表現検査です。


中学校での学習内容を前提として、記述力・総合力を図る問題が教科の縛りなく複合的に出題されます。


問題は県下共通で用意されており、その中から各校が選択して出題する形式です。100点満点です。



<選抜方法>

神奈川県は二段階選抜となっています。


【一次選考】

募集人数のうち90%がここで決まります。


「内申点」「学力検査」「面接」「特色検査」の全てをそれぞれ100点満点換算し、各校で設定している算定比率(重み)をかけて1000点満点~1500点満点(特色採用)で判定します。


この点数を、S1値といいます。



【二次選考】

募集人数のうち、残り10%が決まります。


特徴的なのは、「内申点」が選抜項目として採用されていないことです。


一次選考とは別の算定比率で「内申点」を除く選抜項目を計算して判定します。


この値をS2値といいます。


※別に試験を受けるわけではなく、元となる点数は同じです。計算が違うだけ。



【例示】

昨今躍進著しい横浜翠嵐高校の算定比率を例に、計算してみます。


<前提>

S1値=2:6:2:2(内申点:学力:面接:特色)

S2値=8:2:2(学力:面接:特色)


この比率は各校違います。

所謂難関校ほど、学力検査の比率が高い傾向にありますね。(これは早稲アカでもよく言われることかと)


<素点例>

内申点:120/135

学力:450/500

面接:90/100

特色:70/100


<計算>

S1値=(120÷1.35×2)+(450÷5×6)+(90×2)+(70×2)=1037

S2値=(450÷5×8)+(90×2)+(70×2)=1040



こうして計算したS1値、S2値に基づいて選考されます。

ちなみに、今年度は概ね1030点前後がボーダーだったようです。





ちょっと長いので、次回に続きます。