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適当に思い付くまま綴っているだけの益体もないブログですが、読んでくださった方の何らかの役に立てば(情報でも暇潰しでも)幸いです。
これからも宜しくお願いいたします。
閑話休題。
タイトル通り、二月の勝者の感想part2です。
今回は、私が作中でとても印象に残ったシーンについて語りたいと思います。それは、この漫画の主な舞台である「桜花ゼミナール」のトップ層である前田花恋という生徒と黒木が交わしたこんな会話です。
なんで「勉強ができる」特技は「リレー選手になれた」とか「合唱コンクールでピアノ弾いた」とかと同じ感じで誉めてもらえないんだろうね?
「クラスで一番足が速い子」を「みんな」が褒めるテンションで、「クラスで一番頭が良い子」も褒めてくれればいいのに
サッカースクールで猛練習をしている男子は体育の時間に誉められます。
小さい頃からピアノを習ってきた女子は晴れの舞台でみんなの脚光を浴びることができます。
それが何故か、塾で一生懸命勉強している子が「勉強ができる」ところを見せると、同級生はおろか教師までが鬱陶しい空気を見せます。
塾でやってるんだから当然でしょ? という顔をされます。
そんなわけはないのに。
サッカーと同じようにピアノと同じように、自分の時間を費やしているから、人よりも勉強が出来るのに。
何故か、勉強だけは特技として認めてくれません。
凄いと言っては貰えません。
このシーンを見て、二十数年前の自分がどうして塾が好きだったのか、中学受験が楽しかったのか、改めて気付かされた気がします。
なぜならそこは、自分の特技が誉められる場所だから。
「リレー選手になれた」
「合唱コンクールでピアノ弾いた」
よりも、
「テストで順位表に名前が載った」
「偏差値で70取った」
ことが、評価され、誉められ、尊敬される場所だから。
だから、好きで、楽しくて、心の拠り所になっていたのだと思います。
お恥ずかしい話、このシーンを見たとき私は目頭が少し熱くなりました。
中学受験を全肯定するわけではないのですが、少なくとも二十数年前の私には、それは何よりの誇りでした。
それを思い出させてくれた「二月の勝者」は、私の中では紛れもない名作です。
最近は塾でも親に勧められるらしいですが、純粋に漫画としてとても面白い作品なので、興味のある方は是非。