娘は割りと意固地なタイプです。

こう、と自分で決めたことを人の意見で柔軟に変えることをしません。

言ったその場の返事は良いのですが、改善するまでには何度も言い続けなければなりません。

これまでも色々なことを言いました。


・宿題は丸付け解き直しまでやって初めて意味がある
・数学の途中式は下に下に繋げていけ
・英単語は声に出して暗記しろ
etc,,,



何度も口を酸っぱくして、身に付けさせました。

そんな中で、小五の頃から言い続けても未だに改善しないことがあります。


それは、ノートは無駄遣いしろという指示です。

無駄遣いしろとは言っても、途中で捨てろとかそういう意味ではありません。


余白を多くとれという意味です。



勿体ないじゃん(´・ω・)



生活に苦労はしてないと思うのですが、妙に貧乏性の娘は指摘する度に必ず言います。





一文吝み(おしみ)の百知らず


という諺があります。
目先のわずかな出費を惜しんで後で大損することを意味しますが、まさにこれです。

たかだか百数十円のノートを惜しんで使うことは、勉強の効率を著しく下げます。

何故なら、ノートは一度書いて終わり、ではなく進化系の成果物だからです。
読み返し、時には書き込んでいってこそ完成するものです。

その時、余白がなければ書き込みができません!!

また、余白の少ないノートは得てして読みにくいです。
読み返さないノートなどその価値減ずること半分以下でしょう。

これは本当に大事なことなんです。

どの教科に関わらず、板書でも自己学習でも1~2行は空けてノートは書いた方がいいです。

例えば板書であれば、先生が黒板に書いたことを1~2行おきにノートに書く。
空いた隙間に、自分なりの要約や、感じたこと、教科書の対応ページ数などを書き込んでいく。

例えば数学なら、最初に解いたときと同じ行数空ける、もしくは左半分を使い、右半分は解き直し用に空けておく。


余白の空け方は好みや試行錯誤の結果なので断ずることはできませんが、十分な余白は絶対に必要です。

うちの娘はびっちりと書いているので、解き直すときもわずかな余白にゴチャゴチャ書いています。読み直すにも暗号解読レベルになっていることもしばしば。

読み返す、ということを端から考えていないからなんでしょうね。





ノートなんていくらでも買ってあげるから言うことを聞いてほしい、、、、。