「必要なお金は使ってはいけない」。これは投資の大原則です。しかし、使って困窮する方が居ます。
単純に投資して損する方、それが詐欺だった方の2パターン。
投資は本来、投資先を慮ってするものです。勿論「利を得る為」という目的も持っていなければなりません。この二つを以て「慈善」と言います。自分の利の為が、はたして慈善と言えるのか、と思われるかもしれませんが、「自分さえ良ければいい」の理念を追求しようとしなければ「『自分さえ良ければいい』はいけない」方針に繋がりませんからね。他人が欲しいのは、その方針です。己と他人の利を慮るのが慈善であり、それが投資です。しかし、己の利が強すぎる方ばかりではないでしょうか。投資先が見えていない、見ない方が多くはないですか?
「元来、実物経済を補完する目的で出来た投資が、実物経済に悪影響を及ぼす事があっていいのか」という問は、学校(国立大)で投げかけられる事です。
資本主義社会は、利を得る人が居る分、損する人が居る社会です。分かりやすく対比される社会主義を言えば、それは皆が同じ利と損の社会です。投資は原則ギャンブルと類似する物。投資(NISAなどを)する方は、それらを理解しているのでしょうか。「貴方は利を得る」の言葉は、マルチ商法(ねずみ講)と同じです。「得る」と「得るかもしれない」は違います。詐欺に分類されるマルチ商法は、前者です。あり得ない事ですからね。「利を得る」とは、幸せになる事。では、皆がやれば、皆が幸せになります。だとすれば、何故やらない人が居るの?何故、皆がNISAをする事が無いの?皆すれば良いじゃん!なんで?私の思い込みかもしれませんが、政府の投資への推奨(政府は「推奨していない」や「リスクも説明しなさいと言っている」とか言うかもしれませんが)は、これらを理解していない方が居る事を、利用したものではないでしょうか。私の知人にも低所得で、毎月の生活費を抜いたお給料は、老後に貯めて置かなければならない物なのに、NISAを契約した方が居ます。手数料も取られるのに、消費税が上がったらどうするのかと思います。その方は、会社によって手数料に差があるのも知らないと思います。しかし、辞めておいた方が良いと思う人が「辞めておいた方が良いよ」と言えないのが投資です。「あんたが私に辞めろと言わなければ、私は利を得ていた!」と言われるかもしれませんからね。
また、理論上は利を得れるかもしれませんが、理論通りに行かないのが常です。理論通りに行かないから「バブル」と言い、同じ様な過ちが「サブプライムローン問題」です。全てロボットに任せておけば、理論通りに行くかもしれません。しかし、そこに人間が関与します。それも理論上に置かなければならないのに、置きません。だから過ちを繰り返します。その“置かずに、過ちを繰り返す”までが真の理論です。
「必要なお金は使ってはいけない」。この反対をされた方は、それを知らなかったのだ、と私は思っていました。しかし、今はそうは思いません。理解されていたでしょう。ではなぜ使ったのか。それだけ困窮されていたのでしょう。そしてさらに困窮する事になってしまった。それだけ追い詰められた状況を知っているから、詐欺をするのしょう。
アマチュアの(無限責任・元本無保証の)投資は捨て金でするものだ、と私は思います。