『私の財産告白 著/本多静六』

KindleのPrime Readingにて発見。
AndroidスマホのTalkBack機能で読み聞かせてもらいました。
TalkBack機能、ありがたや~
 

本多先生は、1866年、埼玉県生まれ。11才の時に父親死亡、百姓をしながら苦学し、19才で東京山林学校に入学、その後努力で人生を切り開いたすごい人。

 

1866年生まれというと、私めが1978年生まれなので 
1978-1866=112 
なんと112才も先輩

 

本の内容はというと、「1/4貯金法」など貯金法です。
本多先生は、若い頃、ドイツの人にお金の増やし方を教わったそうです。
まず節約して、お金を貯めて、ある程度の塊になったらそれを芯にして、投資で雪だるま式に増やしつつも、本業は怠らず、副業もし、それで得た金も投資にまわして財産を築く・・といった内容だったと思います。
人生は『勤倹貯蓄』だ、と。かっちょよ~

 

最初の倹約時代には、毎日おかずがゴマ塩だけで、先生の子どもさんが「お母さん、今日もゴマ塩?」と泣き顔になるくだりは衝撃でした。これに比べるとうちの子は好きなもの食べてる、よくないよ!

 

先生の人生の終盤には、増えたお金を日本の発展の為に寄付したよう事もカッコよくて、しびれました。子孫には、お金を残すのではなくて、増やし方、生き方を伝えることが大事とかなんとか。まさにです!

 

衝撃だらけの本でした。情けないのは、112才も上の先輩がすでにお金を増やす方法を記していたのに、46才になるまでその本の存在を知らなかったことです。もっと早く読んでおきたかった。
「本読んでえらいね~」って父母から褒められていたので、楽しく小説やエッセイを読んでいたけれど、そうじゃなくて、父母が「読めよ!」ってたのは、きっとこういう本。福澤諭吉先生の『学問のすすめ』もきっとそれ。勝間和代さんの本も。
 

本って、大事・・。実用書って言うのかな?
何だったら、義務教育でみんなに教えた方が良いような

 

最後に、超お薦めのスマホの読み聞かせ機能についてです。

『私の財産告白 著/本多静六』、パッと見、難しそうで読めるかな~と心配でしたが、スマホのTalkBack機能が読み聞かせてくれたので、無事に読み終えました。
小5の息子は「ママはスマホに読み聞かせしてもらってるのか」と笑いますが、まさにその通りで、読まなくもよいので、すご~く楽です。もう元に戻れないかもしれない・・。家事をしながら聞けるので、忙しい主婦の方にすご~くすご~くおすすめです。自分の読む機能が退化してないか不安ですが、とにかく楽です、トークバック機能、おすすめです。

 

私はたまたまAndroidスマホだから、読み聞かせ機能の名前が「TalkBack」です。他社のスマホは名前が違うけれど同じ読み聞かせ機能があるみたい。

 

遠方に住んでいる目の弱った父に教えてあげたいけれど、慣れるまでに少し時間がかかると思う機能なので、ちょっと困った時にパッと教えてあげられないので、難しいのが悲しいです。

 

別問題で娘と息子は機械の音声が嫌だというので、知っておいて欲しい箇所だけ、私が読み聞かせました。お金の増やし方、覚えていてほしいなり