先日、昔付き合いのあった某ディーラーから名指しで着弾した「車検平日受取キャンペーンのお知らせ」
いや、だからさಠ_ಠ 何年かに一回気まぐれでハガキも届いたりするけど、どのクルマの車検？笑 オタクで買った500手放したのもう10年も前なんやけど・・・？(￣▽￣;) てかどうせ仮に持ち込んでも塩対応なんでしょ？ 俺っちは鯛の塩釜焼きみたいになるんでしょ?笑
そして、可愛くないキョトン顔のオッサンに間髪入れずニの矢「お友達紹介キャンペーンのお知らせ」命中
うん、だからねಠ_ಠ 顧客のアフターフォローも情報管理も満足に出来んとこを友達に紹介はできんやん？(￣▽￣;) むしろ「あそこだけはやめとけ」て言うわ（笑）・・・は？ಠ_ಠ いやいや、そもそも紹介する友達がおらんのは今は置いこうや。
こんにちわಠ_ಠ
なんか時々、ちょっとした事をいつまでも根に持って、一度嫌いになると二度と歩み寄らない奴っていますよねー(￣▽￣;)そう、IRASです。
そんなクソ面倒臭いこじらせ中年
IRAS。
３月に入ってから＂想定外のラッキー＂続きでアストンマーチンさんと身分を超えた蜜月関係が築かれつつあるが・・・そんな最中、浮き足立つ我が家をM7.5クラスの激震が襲う。
((((；ﾟДﾟ)))))))
なんと今度はマクラーレン広島さんから
突然のSpecial Invitation
特別試乗会への招待状
失礼ですがどなたかとお間違えでは？(￣▽￣;)
僕、医者でも社長でも売れっ子YouTuberでもなく、業界最底辺賃金で日銭を稼ぐ、しがないザ・平社員なんですが・・・
さすが呪われた
令和シックス。
この１ヶ月に不自然なほど幸運が一点集中する怪現象。たぶん俺この反動で、春あたりまたおっさんライダーとかに突っ込まれるか、新たな病気見つかるね
だっておかしいもん、こんなん。
嬉しいサプライズのはずが、なんだかゴルゴ13に命狙われてるような気分で改めて招待状をじっくり見ると、なんとプロドライバーの講師付きで、「GT」「アルトゥーラ」「750S」のどれかに試乗出来るらしい。ちなみにお値段は順に、¥2700万、¥3000万、¥4000万也 数字見ただけでもう禿げそうだ(T ^ T)
ついこの前までマクラーレンどころかアルファロメオとすら付き合いなかったのに、アストンマーチンに乗り換えた辺りから、RPGで鬼強モンスターだらけの地下ダンジョンに迷い込んだ感ありあり。おかげで経験値は稼げるが、一戦するたびに瀕死ステータスで、やくそうと聖水が圧倒的に足りない
とは言え、おそらく今後300年生きてもマクラーレンに乗れる機会なんてもう絶対になさそうなので、答えは「参加希望」一択。例えこれが「ライアーゲーム」への招待状でも冥土の土産には代えられない。
ただ、各車種5名の計15名限定との事で、フツーに考えれば、一応案内は出すけど、実際は太客優先で「一見さんまたの機会に・・・」ってオチ確実。だからぬか喜びの準備は万端であんま期待してなかったのだが、なんとすぐに可愛らしい声の女性営業さんからTELがあり「当日お待ちしております
」（注: マークはあくまで私の所感です）と快諾のお返事。
そうきたか・・(￣▽￣;)
うーん、いよいよ本格的に一級河川三途リバーがチラチラ見えて来たぞ。こりゃしばらくBGMは「ミエナイチカラ」（B'z）やな・・・
と言う訳で、年度もとことん押し迫った3/31(日)
最近暇になった息子（理由は聞かないであげて）に「人生いつ何があるかわからんのやから、一日一日を大切に楽しんで生きろよ」と遺言を残し、昨年OPENしたばかりの「マクラーレン広島」さんショールームに初のバンザイアタック
普段あまり通らない立地と言う事もあり来るだけでも緊張するが、まあ・・・到着したその瞬間にノコノコやって来た己の愚かさを心底後悔したよね(T ^ T)
ココは、好奇心とかラッキー！
とかってノリで来ちゃダメなとこよ(T ^ T) 確か２年前くらい前に潰れたパチスロ屋の跡地だと思うけど、もう空気の質からして下水道と富士山頂くらい違うもん。特に今回は、＂マクラーレン＜山籠り＂な嫁は丁度ソロキャン行ってて自分一人なので、なおさら膝が大爆笑((((；ﾟДﾟ)))))))ガクガク 自ら望んで来たくせにもう胃に穴が開きそうだ。
経営母体があのG-Lionさんだけに、ショールームの広さハンパないし、当然だけど展示されてるクルマはもっとハンパない。ほぼフルオプ（オプションパーツだけで1000万らしい
）の「750S」に、特注カラーの「アルトゥーラ」＆「GT」の３モデル揃い踏み。視界に入るだけでかる〜く１億円オーバー
(T ^ T) 眼福も度を越すと瞳孔が開く
そして、アストンの時同様、万が一の時の誓約書（＂安全運転します＂とかに加え、シレッと＂事故による損害は全て負担します＂とか書いててサラ金並みに怖い紙切れ）署名
ステップを経て「ではコチラへ。おクルマ御用意させて頂いております」と赤絨毯の通路を抜けて案内された先には、そんな３台の中で値段もパフォーマンスも一番お高い「750S」しかも割高なスパイダー、しかもド派手なマンティスグリーン。
え？俺今からコレ乗るの？(￣▽￣;)
（↑自分から来ときながら完全に日和り倒すおっさん）
夢のようなクルマを体験出来る、クルマ好きにとってはこれ以上ない幸運な筈なのに、なんだろう？頭の中で人生詰んだ音がする
そんな顔面蒼白な庶民には一切構わず、スーツ姿のお偉いさん方に「行ってらっしゃいませ」と深々とお辞儀で見送られて試乗会スタート マクラーレンの特徴でもあるディヘドラルドアの開け方なんか知らくても大丈夫！全部ロマンスグレー×白手袋の営業さんがやってくれる。
「 まずはクルマの説明しながら僕が運転しますので、折り返し地点で交代しましょう！」
そう言ってステアリングを握るこちらの方、決してその辺のヤカラではなく、SUPER GTなどでも御活躍のプロレーサーで、今回インストラクターを務めて下さる末廣武士さん。走り始めこそ、ヤンキーに拉致られたのび太くん状態だったが、実は末廣さんも以前4Cにお乗りだったと知ってからは一転厚かましいマブダチトーク（おっさんが急にベラベラ喋り始めたんで末廣さんも若干引き気味）4C乗りに悪い人はいない
（俺以外は）
試乗ルートは、ショールーム〜広島高速3号線（吉島⇆宇品） 折り返しだが、なんせその名の通り750psもあるクルマ（ヴァンテージの1.3倍、4Cの3.1倍！）なんで、高速だからと言ってイキった素人がフル加速
なんかかました日には即爆死
＆巨額賠償金コース確実 さすがの俺もその位の分別はあるので、パフォーマンスランは大人しくプロにお願いして、自分はひたすらエンジン＆ハンドリング共にコンフォートモードで日常の使い勝手を体験してみたのだが・・・
結論・・・
いやコレえぐい・・・(T ^ T)
ヴァンテージより175mm長く55mm広いサイズを全く感じさせない取り回しの良さや、4Cのドッカンとは対照的な底から無限に湧き上がるようなパワー感もさることながら
とにかく脚がパねぇ(T ^ T)
最近のスーパーカーは皆そうなのか分からないが、上下の入力はしなやかにいなしながら横方向は程よくクイック
乗り味だけとれば、その辺の国産高級車顔負けの上質さで、とても750ps ＆ 332km/h の超弩級スーパーマシンとは思えない。末廣さんの説明によると第３世代に進化した最新のプロアクティブシャシーコートロールの恩恵らしいが、第１、第２世代を知らないド庶民に進化の程がわかる訳もなく、頭の中にはニキビ治療薬「プロアクティブ」のCMが流れるのみ
(￣▽￣;)お姉ちゃんまた私の使ってるぅ〜
加えて、派手な見た目に反し中低速では排気音も至ってジェントル（最徐行でもバラバラ喧しいランボとはえらい違いಠ_ಠ）で、隣にクレーマー奥さんが住む住宅街にもしっかり対応。同じスパイダーでも4Cと違って風の吹き込みほぼゼロで普通に車内で会話できるし、自分の中のスーパーカー像が根底から上書きされた(￣▽￣;)よう出来とんしゃあ〜
さらに、さすが超がつくハイソカー。オールスエード仕上げのインパネには、段差乗り越え＆スロープ用のフロントリフター（OP装備らしい）付き。これなら気兼ねなくイオンモールにも買い物行ける。
いや参った
なんとか無理矢理ネガポイントを挙げるなら、マクラーレン特有の足元の狭さとやや内よりのペダル配置、踏力の要るレーシングカータッチなブレーキくらいだが、いずれも慣れの問題でEVの違和感とかに比べたら可愛いものばかり。
うしろ髪ひかれ隊でショールームに戻って来た時には、見事に熱狂的なマクラーレン信者が爆誕していた（笑）
大事な事なので、もう一度いい声で言おう。
マジでエグい(T ^ T)
いや〜いい経験させてもらった。
明日会社行ったら名刺の名前の上に
「マクラーレンの違いがわかる男」
と手書きで肩書き足しとこう。
