2月最後の週末、息子の受験付き添いを口実に京都観光を満喫(2泊3日で三条中心に50㌔7万歩踏破)した際、広島ではなかなか出会わないレイバンキムタクモデルを発見!前からずっと欲しかったモデルだけに、買う気満々で速攻試着して鏡の前に立ってみたんですが・・・
なぜかそこにはキムタクではなく
・・・鈴木雅之がいました。
違う!違う!そうじゃ、そうじゃなぁい(T ^ T)
こんにちわಠ_ಠ
さすが正月早々に占いで「凶」を叩き出したオッサン。クルマもビジュアルもマーチンなIRASです。
そんな、自称"広島のロンリーチャップリン"IRAS。おのぼり京都旅行で調子に乗って歩き過ぎ剥がれた足の爪もようやく癒えて来た 3/9(土)
アストンマーチン広島さんから新型ヴァンテージの中四国初・先行発表展示会「Vantage Launch Dealer Roadshow」にお招き頂いたので、久しぶりにディーラーにお邪魔した。 (ヴァンテージを観にヴァンテージでGO!)3/9なので、BGMはもちろんレミオロメン。でも安心して下さい。瞳を閉じたら事故るので目はパッチリ開いてますよ
ただ、この御招待・・実は餌で、ディーラーの真の狙いは長らく忘れたフリを決め込んでた↑コレの件 ( ̄▽ ̄;)
「あーそういえば点検まだでしたよね?発表会でお越し頂くついででも大丈夫ですよ?」
何が「あーそういえば」ですか、白々しい!
そちらは大丈夫でも、子供の受験&進学で家計炎上中のこっちは全然大丈夫じゃないんですよっ!(T ^ T) 庶民の財布を甘く見ないで頂きたい!
同郷の担当Iさん.....その柔和な笑顔の裏には"ミナミの帝王"な別の顔を隠していらっしゃる。一番怖いタイプやわ。
という訳で、発表会1時間半前に一旦愛車をお預け。そのまま時間潰しがてら嫁と2人でランチに・・・と思ったら、サービスのメカさんがなにやら怪しい笑みを浮かべて近づいて来て「オススメの点検プランのお見積りを作ってますので一応ご確認頂けますか?」との事。もうこの時点で嫌な予感ビシバシよね
で、提示された見積り見たら案の定、消耗品とバッテリー交換だけなのに、一番下の欄には中古の軽が買えそうな数字がランバダ踊ってて思わず立ちくらみ 念の為、薄目にしたり、少し離して見たりしてみても結果は同じ。丁寧に点検項目を説明して下さったメカさんには申し訳ないが、即、オイルとフィルター交換だけにしてもらった。とは言えそれでも国産車検レベルの非情価格。いやもう思わずしっこしかぶりそうやったわ(T ^ T)
そんな"金食い虫"さん、どこか申し訳なさげに整備場へ連行。定期点検でコレなら来年の車検は一体幾らになるのやら・・・(T ^ T) 庶民がハマり易い落とし穴がここよね。なんとかギリギリ車買えても維持費で速攻ほのぼのレイク 夢の成就からもうすぐ1年。背伸びした足が早くも攣りそうだ(T ^ T)
ちなみにちょうどこの時「発表会」午前の部に参加中のお客さんのクルマがこちら↑
ね?こういう事なのよ。
なんなら足クルマがレクサスとかでも見劣りする世界なのよ。それがウチなんか2ndカー軽四やからね・・・( ̄▽ ̄;) 飛んで火に入る夏の虫とは俺の事よ。
のっけから想定以上のデンプシーロール喰らって心をポッキリ折られたので、つい数分前までの"隠れ家的レストランで優雅にランチ"計画は自動的にモスの"お得セット"に変更。珈琲とお冷で胃を満たしてからショールームに戻るそれはもう腹チャポンチャポン言わせながら。
昨年の「DB12」以来、2度目の新車発表会。僻地広島なのにワールドプレミアから僅か1か月で発表会開催とは、エムオートさんさすが。ショールームに入ると、前回と同じく受付のオネーサンが展示モデルのボディカラーに合わせたノンアルカクテルを出して下さる。(いやどうぞお構いなく 俺らなんか水道水で充分ですから)
ただ、ホントに恐縮・・通り越して戦慄したのはこの後で、なんとこの時間枠のゲストはウチら夫婦のみへ? つまり天下のアストンマーチンで
ショールーム完全貸切
IRAS夫妻向けの発表会
ファンタ感覚で飲んでたカクテルを思わず吹き出したε≡Σ( ̄ε ̄)ぶほっ!庶民代表コンビの口から、ふわふわと魂が抜けていく・・・。プレッシャーがハンパねぇ( ̄▽ ̄;)
そんな夫婦の狼狽をよそに定刻を迎えたイベントは問答無用でスタート こうなりゃもうジタバタしても始まらんので、なけなしの想像力をフルに発揮したモス夫婦による"いかにもアストンを新車で買いそうなセレブ夫妻"モノマネのはじまりはじまり。
(ハイ!拍手)
発表イベントは、まず「本日はお忙しい中、新型ヴァンテージ発表会にお越し頂きありがとうございます」の挨拶(カンペ見ながら)から始まり、ちょっと前までアルピーヌの広告塔だったアロンソ出演のPVが大モニターで流れ、DB2から始まる「ヴァンテージ」の歴史の紹介・・と続いて、いよいよ拍手と共にアストン広島のお偉いさんによるアンヴェール
ユニオンジャックの下から颯爽と現れたのは、Qカラーのスーパーノヴァレッドを纏ったOP装備マシマシの新型V8ヴァンテージ
いやー(T ^ T)デラべっぴん
事前にSNSで見た時には、先代顔の方がシャープでスポーティな印象だったが、実車のオーラたるや超ド級 あまりのカッコ良さに、偽セレブ小芝居忘れて頬擦りしそうになる。
7年ぶりのFMCで大きくなったヘッドランプは、DB12と同じ最新世代のクリスタルデザイン。ウチのV12とはまた一味違う表情ながら、アーモンドアイ好きのオッさんの心をガッチリ鷲掴み(T ^ T) 急性心不全で息ができない。
リアエンドのデザインは基本的に先代踏襲路線だが、径も飛び出し量も自己主張が強くなった4本出しマフラーにバンパーサイドのダクトなどアグレッシブさは3割増し 信号待ちで真後ろに着いたら、ずっと魍魎の武丸にメンチ切られてるような恐怖感に違いない。渋い(T ^ T)b
そして何よりシビれるのは、325幅タイヤを収めるグラマラスなリアフェンダーの張り出しライン(T ^ T) これ見てるだけで広島名物むさしの山賊むすび3個はイケる(まあ、むさしのむすびなんか広島在住24年で1回しか食べた事ないんですけども)
なお、この新型のボンネットに収まるのは、現行DBX707譲りの4リッターV8ツインターボで、最大出力は665ps 先代のV8ヴァンテージが510psだから実に150ps以上のパワーアップを果たしており、ウチのV12S比でも+113ps( ̄▽ ̄;) もし悪いことして仮にオーナーになれたとしても、イキってフル加速かまして制御不能になり路肩の植え込みにブッ刺さる未来しか見えない(T ^ T)
インテリアは、曲面構成で肉感のある先代から一新され、DB12と同じ直線基調のスッキリした新世代デザインに。操作系集中配置で使い勝手は格段に良くなっている気がするが、何事も形から入って形で終わる俺としては、搭乗するや発進シークエンスが聴こえて来そうなコクピット感ある先代の方がいいかな。
むしろプチ萌えポイントだったのは、このオプションのブラックバッジ。最近ドイツ系でもよく見かけるが、車体色が黒だともはや素人にはどこのメーカーの何てクルマかさっぱり分からないブラックバッジ。さらに言うなら、実は塗り分けがないぶん標準バッジより原価は安いブラックバッジ。6層塗りの赤にクソ映える(T ^ T)b
ちなみに今回のFMCで、パワーと一緒にお値段も500万ほど一気に上がり、車両価格はベースでも911GT3とトントン の2700万円に。ヴァンテージってアストンの入門モデルだった気がするが、どうやら俺の記憶違いか さすがMI-6御用達。入門ゲートが「宝塚」並みに狭い。
そんなこんなで気がつけばあっちゅう間に1時間。「美しい女性」と「いいクルマ」は何時間見てても飽きる事はないが、次の枠の時間もあるし、さすがにこれ以上ディーラーの皆さんをウチの小芝居に付き合わせる訳にはいかないので、丁度ウチのクルマの点検整備が終わって見たくもない請求書が出て来たところで、さよなら夢の時間、おかえりなさいリアルワールド。
でも、まさかの貸切待遇に加えて、自分のを含めヴァンテージ3世代を一度に見れるなんて、1年前までは想像だにしなかった至福の体験(T ^ T)
アストンマーチン広島さん
ありがとうございました。
この体験コースの費用込みと考えれば、血も涙もない高額請求もなんだか納得して受け入れられる気がします。
そして今回も、帰り際に越後屋の袖の下の如くコソッと渡された記念品。フォトカードとピエール・マルコリーニ(なんかベルギー王室御用達の高級チョコらしいすよ)の詰め合わせ。本物オーナーさんなら景品扱いだろうが、偽オーナーの我が家では即お宝認定当然そのままツタンカーメン並みに丁重に永久保存です。(チョコもあの世で食べるので墓場まで持って行く所存)