やっと秋めいてきたこの週末
家族3人、金曜から休みをとって
1泊2日の “チンクエチェント・シェイクダウン・ドライブ” に行ってきた
もちろん、ハンドルを握るのはオーナーの奥さん
クルマの“馴らし”であり、乗り手の“慣らし”でもある
午前11時に我が家を出発して
中国道→浜田道と北上して日本海岸国道9号へ
「ゆうひパーク浜田」を皮切りに
「ゆうひパーク三隅」
(澄んだ海に単線のトンネル…どこからともなくビリーバンバンが聴こえてきそうだ)
山口県に入って
「ゆとりパークたまがわ」
日本最初の道の駅として認定も受けている
「道の駅 阿武町」
そして、 「萩シーマート」
と、傾く太陽を追いかけるように
一路「道の駅」をハシゴしながら西進
結婚前からそうだが、どうもうちらはこういうローカルな旅の方が落ち着く
なんとか日没ギリギリに辿りついたこの日のお宿は・・・
ホテル西長門リゾート
(かっきーさんにとってはメモリアルな場所やね)
遠浅の海がとてもきれいなこの辺には学生時代から何度となく研究室のキャンプなどでやってきて、このホテルの前も何度も通ったことはあるが、泊るのは実はこれが初
ホテル好きな坊主が
ポッキーを超大人食いするほどアゲアゲなのはいいとしても・・・
この日一番頑張ったのは
1位 運転し続けた奥さん
2位 退屈なドライブに耐え続けた息子
なのに、夕食は、助手席でポータブルナビ握ってふんぞり返ってただけの俺が一番いい 「豊田牛ステーキ丼」なるものを食べちまった罰が見事にあたり、その後2日たった今も胃痛と下痢に悩まされている....
このホテルのウリは、なんといっても
目の前に広がる沖縄バリの透き通ったエメラルドグリーンの海!
しかし、かなり嬉しい驚きだったのが露天風呂
ここ、いい!
海に面した崖に向かってレイアウトされているここの露天風呂に
早朝からゆったりとつかる快感は一級品
親子2人坊主と一緒に海に向かってフリ○ンで仁王立ちしながら
「地球に生まれてよかったぁぁ!」
と叫ぶ織田裕二の気持ちがよくわかった
(あ、でも周辺に時折巨大なフナムシがウロウロしてるからそこんとこヨロシク)
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一夜明けてのスタートは当然ここ
西長門まで来て、この角島大橋を渡らないような奴はいないだろう
沖縄の 「古宇利大橋」に続き
通行無料の架橋として長さ日本2位のこの「角島大橋」
クルマのCMなんかでもよく使われるけど
海の真ん中を走るような感覚は何回渡っても最高
超がつくほどなーんもないこの辺の唯一最大のスポットである
角島を離れたあとは、435号を南下
さすがに2日連続でクルマに缶詰&息抜きが道の駅の物産品だけでは、後部座席の5歳児が発狂しそうだったので、ここに立ち寄った
「秋吉台サファリランド」
・・・俺は7、8歳の頃に両親と一緒に黄土色のカローラで来て以来だから27年ぶりくらい
あの日の楽しかった記憶が
まるで昨日のことのように鮮やかによみがえ・・・らない
(両親は連れて来たと主張するが、悪いがまっったく覚えてない)
リスザルファンクラブ会員の坊主は
まよわず餌(ミールワーム)やり
どうしてこう幼い頃っていうのは
虫でも何でも平気で触れるのだろう・・・
そして・・・・
観光客に甘やかされて怖いもの知らずのこのサル共は
恐れ多くも奥さんに対して、頭に飛び乗るわ
ワーム入りおがクズをぶっかけるわの狼藉三昧
奥さんの機嫌が良かったからいいようなものの
そうじゃなかったら、この日秋吉台のリスザルは絶滅していたはずだ
サファリといえば、大型動物との至近距離での触れ合い
しかし、新車のチンクで乗り込むのは、雨の日のラグビー部の練習に純白の一張羅で加わるようなもんなので当然今回もサファリバスに搭乗
春に行った別府アフリカンサファリと違い
ちゃんとした人道的な冷房付きバスだったので非常に快適だった
サファリの後は、完全燃焼して爆睡する坊主を乗せて
再び田舎道をぶ~らぶら
「道の駅 みとう」
「道の駅 仁保の郷」
経由で中国道合流して自宅へ
(途中、同じボディカラーのFIAT500Cとすれ違った奥さんは、とっさに手を振らなかったことを痛く後悔されていた・・・)
この旅で走破した距離は500㌔以上
最初は、パドルシフトのチェンジタイミングがよくわからないから
俺に運転させて 「横で学ぶ」 などとおっかなびっくりだった奥さんだが・・・
今や 「ECOモード」と「SPORTモード」の使い分けもバッチリ
もうすっかりチンクを手の内に入れて
「このクルマ、運転すっごい楽しい!!」 を連発ルンルンだ
もはや、スキルも知識も俺が下手に先輩面したら逆に恥かくぜ・・・
(今後はメッキが剥がれないようにチンクに関する発言は一切慎もう)
しかし、まだ総走行距離は600㌔ちょい・・・
チンクとIRASファミリーとの旅はまだまだ始まったばかり
さて、次はいよいよ四国かなぁ