片野田斉写真展『生きるって、楽しくって』
イラク取材で一緒だった報道カメラマンの片野田斉さんの写真展『生きるって、楽しくって』が開催中です。
「差別と偏見の中で強く生きてきた夫婦の日常を通して、ハンセン病のことをもっと知ってほしい」と片野田さん。 東村山市の国立ハンセン病資料館で30日まで開かれています。
写真展には、国立ハンセン病療養所「多磨全生園」の入所者・山内きみ江さん夫妻の生活に、2年半密着して撮影した写真37点が展示されています。
片野田さんは戦場カメラマンとして世界各地を取材していましたが
「より身近なテーマを撮りたい」
と、地元にある全生園を訪れ、山内さん夫妻と出会いました。
片野田さんは
「元ハンセン病患者というものは(取材していくと)だんだん薄れていく。とにかく前に前に前進していくパワーを逆に私の方がもらったようなところも大きい」
と話します。
写真展のタイトル『生きるって、楽しくって』は山内さんの口癖だそうです。
隔離政策による差別や偏見の中、
「体が不自由でも何でも自力でやりたい」
と夫・定さんと前向きに生きてきた山内さんの生きざまが収められています。
山内さんは
「私が醜いところをさらけ出しても、ハンセン病の後遺症っていうのはこういうものだということを未来に残したい。私の人間として生きるんだという生きざまを見ていただきたいな、そのように思って撮影に臨みました」
と話しています。
「差別と偏見の中で強く生きてきた夫婦の日常を通して、ハンセン病のことをもっと知ってほしい」と片野田さん。 東村山市の国立ハンセン病資料館で30日まで開かれています。
写真展には、国立ハンセン病療養所「多磨全生園」の入所者・山内きみ江さん夫妻の生活に、2年半密着して撮影した写真37点が展示されています。
片野田さんは戦場カメラマンとして世界各地を取材していましたが
「より身近なテーマを撮りたい」
と、地元にある全生園を訪れ、山内さん夫妻と出会いました。
片野田さんは
「元ハンセン病患者というものは(取材していくと)だんだん薄れていく。とにかく前に前に前進していくパワーを逆に私の方がもらったようなところも大きい」
と話します。
写真展のタイトル『生きるって、楽しくって』は山内さんの口癖だそうです。
隔離政策による差別や偏見の中、
「体が不自由でも何でも自力でやりたい」
と夫・定さんと前向きに生きてきた山内さんの生きざまが収められています。
山内さんは
「私が醜いところをさらけ出しても、ハンセン病の後遺症っていうのはこういうものだということを未来に残したい。私の人間として生きるんだという生きざまを見ていただきたいな、そのように思って撮影に臨みました」
と話しています。