どうも!イラミーです!

 

カウンセリングの理論ができるまでに

多くの心理学者や精神科医が登場してきます

(試験に出る内容になります)

 

今回は、ジョン・ホランドとなります。

 

よく出てくるワード、人物

六角形モデル(RIASEC)‐個人を6つのタイプに分けた

職業行動の基盤「両社の交互作用」

パーソンズ(丸い釘は丸い穴へ)

 

 

六角形モデル

R(rialitic) 現実的

I(investigative) 研究的

A(artistic) 芸術的

S(social) 社会的

E(enterprising) 企業的

C(conventional) 慣習的

に分けられており、個人の職業興味を調べるものとなっております。

同じ職業群につく人は似通ったパーソナリティをもつと考える

仕事の安定、業績はパーソナリティとその人の働く環境との

一致の程度に依拠する

 

ここで各パーソナリティの説明を簡単に行います

 

現実的(R)

モノ・道具・機械を対象とした明確・秩序ある・体系的活動を好む

建築家や整備士に適したパーソナリティ

 

研究的( I )

物理学的・生物学的・文化的現象を対象とした、実証的・抽象的・体系的・創造的研究を好む

科学、哲学に適したパーソナリティ


芸術的(A)

芸術的作品の創造を目的とした、物質的・言語的・人間自身を扱う、あいまい・自由・体系化されていない活動を好む

作家/小説家、詩人、俳優に適したパーソナリティ

 

社会的(S)

他者に影響を与える、情報伝達、教育、訓練、治療、啓蒙などを好む

教育、医療、聖職者に適したパーソナリティ

 

企業的(E)

組織的目標の達成・経済的利益を目的とした、他者との交渉を伴う活動を好む

営業/マーケティング、ビジネス、政治、ジャーナリズムに適したパーソナリティ

 

慣習的(C)

資料を体系的・秩序的・体系的に扱うことを必要とする活動を好む

管理業務に適したパーソナリティ

 

 

こちらの6角形は

    R ーー I

C                A

    E ーー S 

となっており、R- I -A-S-E-C-R- I -A-S...

と回るようになっております。

隣通しの特徴が強い方(例えば、Rと I やEとC)は

職業を選択する際に迷いにくい

逆に反対の位置にある特徴を持つ方( I とEやRとSなど)は

職業選択に苦戦をするそうです。

パーソナリティタイプは

個人の生得的資質や発達過程で体験する人的、文化的、物理的諸環境からの力との交互作用を得立てて形成される

子供の初期活動が、後の興味や能力に影響を与え、自己概念や性格特性、行動傾向の形成に大きな影響を及ぼす

子供の初期の活動が、大きな影響 

 

職業や職種が多様化した時代ですので、

この項目に当てはまらない部分が多々あるかと思いますが、

性格分析のもととして覚えておきましょう

 

 

 

【おまけ】

分類検査で判定が出ない人

今回6角形モデルが出てきましたが、

性格検査などでよくありますよね。

ここで一つ質問です

性格検査が完ぺきなものだと思っていませんか?

個人的には高確率で当てはまると思います。

しかし、判定が出ない人もいることは事実です。

もし、そんな方が来談してきたとき、

カウンセラーが驚いてしまってはいけません。

動じない心をもち、過去ではなく、未来を向いてもらえるように

フォローしていきましょう

分類判定が出ない方には

幼いころに多くの大人に影響をされている場合があったりするようです