ウクライナ人男性の
衝撃的過ぎた国境超え
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フライトの関係で陸路でウクライナ(リヴィウ)→ハンガリー(ブダペスト)に行って来ます。
陸路はいつも御用達のFlixbusにて。
このウクライナ→ハンガリーの国境超えが
かなり衝撃的だった…
そして、私じゃなくて相方のオカキンが見ちゃったのですが、
この国境でまさかの光景を目撃したんです………
リヴィウ中心部から高速バス乗り場までバスで移動です。
Google mapでルート検索すると11分間隔で来るらしいのですが、流石に朝7時台と早い時間なのでその通りとはいかず、20分ぐらい待ってようやく来ました。
私達の宿近くのバス停では3Aのバスで1人15UAH(約60円)でした。
領収書は2人分。
着いたバス停はリヴィウに来たときと同じバス停。※写真は撮り忘れた。
バス停はAvtovokzal
ここから朝の9時10分出発。
いつか行ってみたいな〜。
ストルイ→ムカチェヴォ→ウジホロド時間通りに目的の停留所についてウクライナの国境まで来た所で問題が…。
ウジホロドを過ぎたチョープでも国境がありここでも通過できるのですが、何故か乗客の男性と運転手が揉めだし?チョープまで来たのに何故か南のベレホヴェと言う街の国境まで下るバス。
チョープからベレホヴェまで約1時間30分。
しかし、ここからが長かった…
15時30分頃、ベレホヴェの国境到着。
20時前、ハンガリー側の国境を出発。
何と国境で
約5時間30分も待たされた…
※時差は1時間あります。
先ず、国境に到着すると先客の車で30分待ち。
そこからゲートに入って更に30分ぐらい待ってやっと車内でパスポートを回収。
ちょっとした裏話
ロシアによるウクライナ侵攻以降、
ウクライナの18歳〜60歳の男性はウクライナからの出国を禁じられており、兵役を逃れるために不正に国境越えしたり偽造文書を作成して出国を試みる兵役対象の男性が多い。
また、学生や父子家庭、3人以上の子供がいる家庭、健康上の問題がある人は徴兵を免除される。
▼上記写真の詳細は以下のYouTubeで。
何が言いたいのかと言うと、
正にこの現場に直面したんです!!
パスポートを回収する時に、
ウクライナ人男性は皆、何かしらの書類を渡していてその場で税関職員がチェック。
一番最後にその書類を渡した男性については
「お前ちょっとこっち来い!!」
と税関職員に連れられて行きました…。
多分、出国するための偽造文書を提出したんだと思うけど、速攻でバレてました。
一度バスに戻ってきて同じグループの女性達に
男気を見せ余裕の笑顔を見せていたのですが、
二度とバスに戻ってくることはありませんでした…。
多分ここまでで2時間以上は待たされた。
一方でもう一つ衝撃の光景が…。
パスポートを回収した職員がバスを去った後、
オカキンは目撃したんです。
バスの向こう側の森に向かって猛ダッシュし、柵を乗り越え森に逃げ込んだウクライナ人男性を。
イメージ図
バスが通る通路を挟んで、税関と森は反対側。また、バスから森までかなり近く、本当に一瞬だったそう。そして、税関職員もそんなに沢山外にいないから誰も気づいてない…
そんなこんなで波乱万丈なウクライナ側の国境超え。降ろされた男性以外の同じバスの人達は無事に出国でき、ハンガリー側の国境に着いたのは18時。
ウクライナ側の国境について色んなトラブルがあり、(多分、偽造文書の男性で時間を取られた)、3時間30分も掛かった。
ハンガリー側の国境も無駄に待たされました。
手荷物全て持ってバスから降ろされ、バスの中をくまなくチェックする税関職員。
バスのチェックは早かったのですが、問題はここから。
何故か乗客の入国手続きが一向に始まらない…。
私達のバス以外に出国する人はいないのに、何故か税関を開けてくれなくて、ここでも1時間以上は無駄に待たされた。
手荷物検査とパスポートチェックを終え出国出来たのは20時前。
ここからブダペストまで約3時間掛かる。
本当は20時50分にブダペスト・ネプリゲト駅に到着する予定が大幅に遅れた!!
結局着いたのは夜23時50分着。
ブダペストの宿代が4年前と比べ2倍ぐらいぐらいに跳ね上がっており、流石に寝るだけで5,000円以上は払えないので空港で一晩過ごしました。
あまりゆっくり出来ないけど、こんな感じの椅子がターミナル2Aにも2Bにもある上、場所によっては充電スポットもありました。
翌日18時40分のフライトで次の国へ…。