愛のトンネルへ訪問




【レート/1UAH=4.15円(2023年10月9日時点)】


この数年、有名になったウクライナの愛のトンネル。


新緑で出来たトンネルは正に幻想的で、

秋には紅葉が、冬には雪化粧を纏ったトンネルになるんです。



この中を1日数本の列車が通るみたい。



私達はキエフから1日掛かりで愛のトンネルがある街のクレーヴェンに来ました!!



※本当は手前のリヴネで泊まる予定が、

ドミトリーで2人で2,500円は越たり、

1部屋貸しがアパートばかりでそれも事前に銀行振込でデポジットを支払うなど…。

しかも、クレジットカード不可。


とにかく、いい宿がなくって…。




というわけで、キエフ→クレーヴェンに来ちゃいました!!




クレーヴェンに行く前に注意すること


・凄く小さな村のため、ATMは見かけませんでした。

トイレは愛のトンネルの前のカフェで5UAH(約40円)、バスは片道50UAH(約200円)のため多少の小銭が必要です。


・カフェはありますがお菓子や飲み物、お土産が軽く売っている程度です。

パンすら売っていないので、ご飯はリヴネで済ませるかクレーヴェンのバス停近くのスーパーで購入するのがベター。但し、小さいからあまり品揃えは良くありません。


・お土産は品揃えが少なく、ウクライナ感を押し出した物しかないので期待は出来ません。

(マグカップやキーホルダー、ポストカードなど)


・ホテルが殆どないので来る前に事前に予約するかリヴネ(リヴィウ)で取るのが良い。




先ずは予約していたFlixbusにて、

キエフ→リヴネへ。

値段は1人€5.99(950円ぐらい)。

※乗る時間帯によってねだんが変わります。



kyiv-pasazhyrskyi(キーウ旅客駅)のバス停から出ています。

kyiv-pasazhyrskyi(キーウ旅客駅)手前にこちらのバス乗り場があります。

EKO marketと言う大きなスーパーがあるのでそれを目印にすれば分かりやすいかと。
お手洗いはこのスーパー(10UAH/約40円)でありました。

駐車場にもお手洗いがあったよ。



11時にバスが出発。
次の停留所はジトーミル、その次がリブネです。

キエフから130kmも離れたジトーミルもロシアの空爆にあったみたいで、ジトーミルだけでなくその道中も被害にあった建物を見かけました。



ウクライナは小麦の生産が盛んです。
小麦畑が一面に広がります。



15時20分着。
4時間20分と予定より20分早くリヴネに着きました。



Nezalezhnosti Square(独立広場)



独立広場には今回の戦争で犠牲になったと思われる兵士が祀られていました。



リヴネ駅の直ぐ側にあるバス停のavtostantsiyaって停留所クレーヴェン行きのバスが出ています。

こちらの乗り場の4番停留所がクレーヴェン行きのバス停。



17時45分が出発したばかりで次は18時15分発。戦争前の2019年は18UAH(約72円)だったのに、戦争の影響か50UAH(約200円)になっていました。

それでもこの距離を考えるとかなり安いのですが。
クレーヴェンまでは約40分。



Budynok Pobutuと言う小売店前のバス停にて下車。
クレーヴェン駅までは行きません。



この日、19時頃到着と遅くなってしまったので、周りも暗くなってきました。
※暗くなってしまったため上のバス停含め、
以下の屋外の写真は翌日の昼に撮りました。



これから予約していた愛のトンネルのすぐ近くのホテルに向かいます。

※愛のトンネルのすぐ近くのため、
このホテルに行かない人も同じ道です。
※重いバックパックを背負っているのもあるけど、徒歩約30分くらいでした。


Google map通りに進んでいけば問題ないけど、途中こんな案内標識が出てきます。


この看板のすぐ左に木に掲げられている標識があります。
道の反対側はホーム雑貨の販売店で、この道を曲がっていきます。


真っ直ぐ進むとこちらにも標識が出てきます。


コンテナ置き場の周囲をグルっと周ってひたすら歩くと、


線路とその奥にカフェが見えてきます。
この線路こそ、愛のトンネルです。


このカフェの手前は駐車場。


カフェの前を左に進むと予約していたホテルです。


Bookinh.comでも評価が高かったHotel Tune of Love。


二人で1泊850UAH(3,497円)
Booking.comではクレジットカード不可の現金のみって書いてたのに、クレジットカードオーケーでした。






キレイでお水も無料。
タオルだけじゃなく、シャンプー、リンス、石鹸、ドライヤーまで完備。


有名なホテルなのか、ウクライナの有名人も泊まってるみたい(写真が沢山ありました)。


ホテルの人も簡単な英語なら話せて、
この5年で日本人が泊まったのは僅か3人だけらしい。


そして、この戦時中だったため、ここに泊まりに来ること自体かなり驚かれました!!


やっぱりそうなるよね。



この辺りは人懐っこい野良猫、野良犬?がいます。






ただ、少し離れた林?の中には狂犬?の野良犬の群れがいてめちゃめちゃ吠えてきます。
但し、追いかけてこないから心配は不要です。


明日はいよいよ何年も待ち焦がれていた愛のトンネルへ!!