「痛みや体調が背骨の表情として現れる」というのはわれわれの共通理解としてあると思うんですが、そうは言ってもあんがい難しいし、実感として掴みあぐねている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。


その辺りのことに注目した始まりに当たるのが『Spondylotherapy』であり、日本での古典が兒玉林平『脊髄反射的療法』です。


めぼしい手技療法の本ではあちこちで引用されているのですが、原典じたいは失われて久しい状態にありましたので現代語訳して確認しやすくいたしました。






今回せっかくなので『A Rreference Handbook of the Medical Science(1913)』という医学分野に限定した詳しい(ハンドブックとはいえ百科事典かのような大部の)事典のようなものの中から、「Spondylotherapy」の項目を日本語訳して付録としました。


これはなんとエブラム自身が寄稿したもので、本人による「Spondylotherapy」の解説です。


お楽しみに💪

兒玉林平編著/小柳弐魄訳『脊髄反射的療法』