国際財務報告基準/国際会計基準 IFRSをご存じですか?

国際会計基準シンポジウム


工事進行基準のような会計制度の大きな変更が、進んでいる。

実は、会計基準の変更に伴う会計システムの大幅な変更は、大企業だけの問題ではない。

財務会計=開示情報(制度会計)と管理会計=社内管理情報(管理会計)の統一ができるので、これをうまく利用すると管理の一元化が図って行けるのである。

旧来の制度にどっぷりと没入していると変化への対応は大変であるが、今まだ白紙でこれから構築してゆく場合には、どんどん新しいものを導入してゆけるチャンスである。

システムはもちろんだが人間の対応が問題。会計制度の変更に際しては、上場企業は、監査の義務があり公認会計士の監査で、時代の流れを認識している公認会計士に指導を受けることが可能である。

しかしながら、それ以外の企業ではどうか。

中小企業の会計では、帳簿・簿記の世界が主流で、時代に追いつけない税理士さんが指導する立場であると変化に対応しにくい。

経営者は、その仕事は社内管理情報(管理会計)というか事業計画の達成なのであるから制度会計と管理会計を統合できるチャンスならこれを見過ごす手はない。

いち早く新統合会計システムの構築を目指すべきである。

これからの時代はクラウドで構築されたSaasをいかに利用するかに変わってきているので、新しいSaasで国際会計基準対応を期待したいのだが。


弥生会計のASP版の国際会計基準への対応具合が見物ではある。


たぶん中小規模会計システムの国際会計基準への対応(工事進行基準の対応を含め)は置きざりになるであろう。対応は仕様決めも実装も大変だから。

そこで、ここで新しいマーケットが拡がる。

      │大企業(上場企業) │ 中小企業
──────┼──────────┼─────────
会計システム│◎自社独自システム │◎会計ソフト   
 現状   │○パッケージ    │○会計事務所委託
。。。。。。↓△その他      ↓△その他
──────┼──────────┼─────────
会計システム│自社独自システム対応│
国際会計基準│パッケージ対応待ち │空白
。。。。。。↓取り残され     ↓

この空白はだれが埋めるのか?
旧来のシステムを提供してきたところは、旧来のシステムが負の資産として、自らの首を絞めるのに対して、新進気鋭のベンダーは、負の資産に引きづられる事無くこれから新しく構築できるので有利である。