建築家アレグザンダー コミュニティで建設と計画を行うための6つの原理


 1.有機的秩序の原理
   計画や施行は、全体を個別的な行為から徐々に生み出してゆくようなプロセスによって導かれること。

 2.参加の原理
   建設内容や建設方法に関するすべての決定は利用者の手に委ねること。

 3.漸進的成長の原理
   各予算年度に企画される建設は、小規模なプロジェクトに特に重点を置くこと。

 4.パターンの原理
   すべての設計と建設は、正式に採択されたパターンと呼ばれる計画原理の集合によって指導されること。

 5.診断の原理
   コミュニティ全体の健康状態は、コミュニティの変遷どの時点でも、どのスペースが生かされ、どのスペースが生かされていないか、を詳しく説明する定期的な診断に基づいて保護されること。

 6.調整の原理
   最後に、全体における有機的秩序の緩やかな生成は、利用者の推進する個々のプロジェクトの流れに制御を施す財政的処置によって確実なものとされること。

c.アレグザンダー他著/宮本雅明訳「オレゴン大学の実験」より

この6つの原理がその後ソフトウェア開発やWebサイトの世界にとりこまれデザインパターンやXPとして、もう一方はWikiとして発展していったことを江渡浩一郎さんが「パターン、Wiki、XP」にて論説されています。
この話はなかなか興味深いので、何度かに分けて紹介します。