野中郁次郎/ネットワーク・ビジネス研究会著ネットワーク・ビジネスの研究―ふれあいが創る共感コミュニティ
を読んだ。1999年初版の10年前の著作である。
「ネットワーク・ビジネス」というと特定の企業をほめあげるか攻撃するかのうさんくさいものとしての印象をもってしまう。
野中郁次郎先生は、『知識創造企業
』で高い評価を得ている。
「ネズミ講やマルチ(まがい)商法への類似から、世間に誤解があるにしても、これだけ大きなビジネスがまともに研究されていないことは、我々研究者としては、怠慢であると言わざるを得ない。」として研究の
対象として研究しその成果をoutputされた著作なので、ちょっと希有な存在である。
マーケティングについていろいろ知見が述べられている。
p.172 「消費者は何かを得るよりは、何かを失う方を重視するのです。
これは「損失回避傾向」と呼ばれます。」
p.245 「ビジネスの正当性には3つの側面がありました。
認知性正当性、道徳的正当性、実利的正当性です。」
p.246 「ビジネスがずっと存続し、繁栄し続けるために、すなわちゴーイング・コンサーン
でありつづけるために、ビジネスの存在理由や、組織メンバーの行動指針と活力の源泉になる
「基本理念」を持つことと、それを日常的行動に具現化し続けることです。
つまりビジョナリーカンパニーになることこそが、ネットワーク・ビジネスにたずさわっている企業に
とっての戦略なのです。」
この頃からクチコミは研究されていて、SNSは2004年からでそしてさらにクチコミのCGMがうんぬんされたのは2007年あたりなのでそれなりに研究の切り口のテーマとなってから現実のマジョリティな話題になるまでには時間のギャップがある。
研究者の鋭い感性でとらえたテーマは、後追いで普及することも多い。今今の研究テーマが数年後にメジャーになるのだとすると今の研究テーマを押さえておくのが賢明。
ちなみに情報処理学会の「情報処理」2009/7月号の特集は『ライフログ』。
「ネットワーク・ビジネス」というと特定の企業をほめあげるか攻撃するかのうさんくさいものとしての印象をもってしまう。
野中郁次郎先生は、『知識創造企業
「ネズミ講やマルチ(まがい)商法への類似から、世間に誤解があるにしても、これだけ大きなビジネスがまともに研究されていないことは、我々研究者としては、怠慢であると言わざるを得ない。」として研究の
対象として研究しその成果をoutputされた著作なので、ちょっと希有な存在である。
マーケティングについていろいろ知見が述べられている。
p.172 「消費者は何かを得るよりは、何かを失う方を重視するのです。
これは「損失回避傾向」と呼ばれます。」
p.245 「ビジネスの正当性には3つの側面がありました。
認知性正当性、道徳的正当性、実利的正当性です。」
p.246 「ビジネスがずっと存続し、繁栄し続けるために、すなわちゴーイング・コンサーン
でありつづけるために、ビジネスの存在理由や、組織メンバーの行動指針と活力の源泉になる
「基本理念」を持つことと、それを日常的行動に具現化し続けることです。
つまりビジョナリーカンパニーになることこそが、ネットワーク・ビジネスにたずさわっている企業に
とっての戦略なのです。」
この頃からクチコミは研究されていて、SNSは2004年からでそしてさらにクチコミのCGMがうんぬんされたのは2007年あたりなのでそれなりに研究の切り口のテーマとなってから現実のマジョリティな話題になるまでには時間のギャップがある。
研究者の鋭い感性でとらえたテーマは、後追いで普及することも多い。今今の研究テーマが数年後にメジャーになるのだとすると今の研究テーマを押さえておくのが賢明。
ちなみに情報処理学会の「情報処理」2009/7月号の特集は『ライフログ』。