孔子の教え一日一言 (PHPハンドブック)
中庸・14章より

「 其の人の存すれば即ち其の政(まつりごと)挙がり、其の人の亡すれば即ち其の政息(や)む。」

「訳 立派な人が位にいれば、政治は立派に仕上がるが、しかるべき人が亡くなってしまうと、そのとき政治はだめになってしまう。」

選挙の季節到来。都議会選挙や総選挙。平和な時には政治は意識しなくて済むが、有事の際には、政治の出番となる。明治維新の頃の若者の志の高さは、どうして生まれたのであろうか?時代への危機意識の現れであったのだろう。さすれば現在はどうか? 例えば学生で最優秀の人材が政治を志すのかどうか。

もともとまつり‐ごと【政】 は 「祭り事」の意味であったのであるから、要するに何かイベントを仕切るリーダが行うこと。リーダーを選挙で選ぶことができるという現在の民主主義は、ひとつの方便であり、今のところ正しいとされている。しかし企業のリーダはどうか?全く選挙や民主主義とは別の規範である。

人が人を評価するというのは大変難しいと思うが、「感動」を与えられる人を評価するという原理はあると思う。

「あいつはスゲー」と評価されると実権を握ってゆく。インターネットのコミュニティでは、そこが機能している。インターネットで政治もどんどん変わってゆくはずである。