岩波文庫 桑原武夫編 「一日一言」より

6月10日の言葉

「人が自分で得ることができることを、神にたのんだとて、無駄である。
哲学しているように見せてはならず、実際に哲学しなければならない。
なぜなら、必要なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身だからだ。
むなしいのは、人間の苦しみをなおすことのできない哲学者の言葉である。
なぜなら身体から病気を追い出すことのできない医学にはなんのとりえもないように、
精神の苦しみを追いだすことのない哲学にはなんのとりえもない
」 エピクロス 「断片」より

エピクロスは古代ギリシャの哲学者で、唯物論者として快楽主義をとった。

古代ギリシャの時代の思索を、現在ブログで引用して味わうことができるのは、
良い時代になったものである。

脳と脳とが、刺激し合う環境が整い、進むべき方向は、魂の進化である。
魂の進化とはなにか それが、哲学や宗教の課題である。