ローソン新浪社長に拍手! | IR担当者のつぶやき

IR担当者のつぶやき

上場企業に勤務する公認会計士の、IR担当者として、また、一個人投資家としての私的な「つぶやき」です。

ときどきIR担当者的株式投資の視点も。

あけましておめでとうございます。

2012年もろくな記事を書かないまま過ぎ去っていってしまいました。
光陰矢のごとし。
毎年、新年には気持ちを新たにするんですけど、いつも「のび太」並みの三日坊主ですね・・・。
反省することしきりです。

さて、年末年始はTVで特番が相次ぎ、わが家のレコーダーもフル稼働状態ですが、ようやく「朝まで生テレビ」を見終わったので、この点で一言。
(朝生みたいなカタい番組は、家族が寝静まっている夜中か、昼寝している間しか見られないのです・・・笑
2013年にほしいもの! 家庭内LANで見られる新しいレコーダー!!

で、朝生では日本経済復活について議論していたわけですが、一個別企業の社長さんが朝生に出演されるって、ちょっとビックリでした。
でも、ACCESS(4813)の株主総会や、IRカンファレンスで間近には拝見していますので、いつも歯切れよく、エネルギッシュに活躍されており、個人的にはたいへん好きな社長さんの一人です。
企業トップたるもの、こうありたいものだなぁと常々感心させられております。

とともに、朝生に生出演ということは、会社としては秘書の方やIR担当者もくっついて行っているんだろうなぁと思うと、仕事としてはなかなか大変なものがあります。
お付きの方、ご苦労さまです。

新浪社長は、番組内で二度ほど、われわれ資本市場に携わるものとして当たり前のことを、企業経営者の立場からしっかりと意見を述べていただき、とても嬉しかったのと、ローソン社長としての普段のIR活動がしっかり身についていらっしゃるというか、腹に落ちているのが印象的でした。
(そりゃそうです、ローソンは2009年に続き、2012年もIR優良企業賞を受賞されており、投資家目線と顧客目線を両立させている、日本を代表する素晴らしい会社です。)

新浪社長は、日本企業の生産性が低い(ROEが低い)という点について、
・年金基金はもっと日本株を買ってもらいたい
・日本企業の利益率(ROE)が外国企業に見劣りする、というのなら、株主の立場でもっと圧力をかければよい。
 (不採算事業からの撤退や成長分野への投資、それでもダメなら、株主におカネを返す=自己株買い など)

といった内容を、企業経営者側として主張されていました。
(仕切る田原総一郎さんがあまりわかっていらっしゃらなかったようで、二度ともスルーされたのが大変残念でしたが・・・。)

「財政の崖」をぎりぎりで回避できたアメリカは1/2に爆騰げ(+308ドル)、シカゴ日本株先物は10,860円(+315円)と、「早く来い来い大発会」という状態ではありますが、日本の市場のことなんですから、日本の機関投資家にもっと頑張ってもらいたい というのは、新浪社長のおっしゃるとおりだと思います。

個人的には、多少オーバーシュートでもいいから、13,000円を試しに行くくらいまでは騰がってもらいたいですねぇ。
参院選までは「いけいけドンドン」でしょう。