いつものように、フィスコのメルマガ(夕刊)に目を通していて、ビックリ仰天
「2804 ブルドックソース 1325 ウ
本日が新株予約権割り当ての権利落ち日となっている。前日終値の1479円に対し、500円で寄り付いた後は買い進まれる展開へ。」
へ・・・・
そうそう、確か、今日がブルドック(2804)の権利落ち日。
新聞で、東証が下方にだけ値幅制限を下げる、といっていたような・・・。
http://www.tse.or.jp/news/200707/070704_c.html
おそるおそる見てみると・・・・。
現在値 1365 E (14:46)
□----
始 値 500 (09:00)
高 値 1370 (14:46)
安 値 499 (09:02)
売買高 247,000株
うひーっ
寄り成りでガツンと行った人はエライことに・・・
(羨ましい・・・ジュルル・・・。)
その代わり、寄ってすぐ買い気配になり、前場はそのままだったようですね。
後場もしばらくしてから900円ちょい下で寄って、またすぐ気配・・・。
気配だけが上下する昔懐かしの分割相場と一緒ですね。
改めて、ヤフーファイナンスとか見てみましたが、驚くほど閑散としているといっていいくらいの書き込みでしたね。
いろんな方のブログのほうが、冷静に分析されていて、とても興味深かったです。
http://everfc.blog69.fc2.com/blog-entry-308.html
↑
この方は、権利処理価格の面からのアプローチです。
なつかし~なぁ・・・。権利処理価格なんて、株式分割祭り真盛りの頃に一生懸命勉強したけど、最近じゃすっかり忘れていました(^^;
確かに、実質4分割(3.68分の1という話もあるようですが・・・)とみなせるのと、需給が大幅に崩れているわけですから、冷静な投機家にとってはまたとないチャンスだったでしょう。
もちろん、東京高裁が新株予約権の発行の差止めを認めた場合には、新株予約権の発行による希薄化は生じないことになりますので、TOB価格の1,700円にさや寄せしていくことになるのでしょう。
逆に、新株予約権の発行を認めた場合には、需給要因が解決すれば、当然、株価は理論価格に向けてまっしぐら・・・
あ~、カラ売りできればなぁ・・・(⌒¬⌒*)
スティールと会社側のつばぜり合い & 高裁判断待ちという不確定要因 & 東証の判断ミス(というか、判断放棄といっていいのでは・・・) などの複合要因が現出した1日だけの異次元エリアだったといえましょう。
でも、1,000株=1単元ですから、実際に参加できたお祭り好きは多くなかったように思われます。
なお、東証は、明日からは通常の値幅制限に戻すとしています。
http://www.tse.or.jp/news/200707/070705_b.html
--
このブログがお役に立ったら、ポチッとクリックしてください。